アギーレジャパンの初陣に注目が集まるなか、J2のサッカークラブ「栃木SC」が8月12日に発表した"選手補強"が、数週間の時を経て、そのあまりの的確さで話題になっている。
栃木SCがこの日に期限付き移籍で獲得を発表したのは、"ミスターアルビレックス"とも呼ばれていたアルビレックス新潟のベテランMF・本間勲選手(33歳)だ。移籍期間は2015年1月31日までとなっている。
そしてその翌日の8月13日、清水エスパルスが、栃木SCに期限付きで移籍していたFW・瀬沼優司選手(24歳)の復帰加入を発表した。これによって困ったことになってしまうのが、栃木SCのホームスタジアムである栃木県グリーンスタジアムで発売されている「栃木SC応援カクテル」だ。
この"応援カクテル"は、人気選手の名前にちなんだ名称が付けられたカクテルとなっており、複数メニューがある中で特に人気だったのが、瀬沼選手にちなんだビアカクテル「セヌマンゴー」だった。発売当初には、スタジアム開門からわずか30分で完売していたほどの人気だったという。
しかし、その瀬沼選手が抜けてしまった...。そこで栃木SCが出した答えは、このカクテルの名称を「セヌマンゴー」から「ホンマンゴー」に変更するというものだったのだ。
栃木SCには現在、苗字の最後が「ま」で終わる選手は、瀬沼選手と入れ違いで加入した本間選手しかいない。一部ファンやサッカー通のあいだでは今回の栃木SCの補強について、"マンゴー"のためのものだったのでは、と冗談まじりに言われており、その的確さに驚きの声が多数あがっている。
■参照リンク
栃木サッカークラブ公式サイト
http://www.tochigisc.jp/
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