中国の検索エンジンBaidu(百度)が提供する「Hao123」が、最近になって民放各社でテレビCMを放映していることについて、現在、ネット上では「なぜこのようなサービスのCMが許されるのか?」といった疑問の声が巻き起こっている。
そもそも「Hao123」、これまで「無料ソフトをインストールしたら勝手に入っていた」「スタートページが固定された」「削除したくてもできない」「脅迫詐欺じみたダイアログが出た」などといったクレームが相次いだ"前科"があることで知られたサービス。そのため、そうしたサービスが、民放地上波のCMとして流れることに、強い不快感と警戒感をあらわにするユーザーが相次いでいる。
「なにが簡単クリック!だよ、ふざけんな」
「削除するのにどんだけ苦労させられたと思ってんだ」
「なんでこんなのCMやれるん?」
「テレビ屋さんは犯罪を幇助している認識が?」
「BPOはこういうのを取り締まれよ」
「スパイウエアのCMとか」
「金さえ払えばどんなCMでも許されるんですかねぇ...」
無論、「事故」でCMが流れることはまずあり得ないため、各局ともに「納得」した上で「Hao123」のCMを放映していると考えられるが、早くもこうした声が相次いでいる"問題作"だけに、今後、さらなる物議を醸しそうな気配だ。
【動画】http://youtu.be/zis9WIj2kio
文・今岡憲広
■参照リンク
Hao123体操 CP告知Ver
http://youtu.be/zis9WIj2kio
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