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最近では近未来の技術が続々と公開され、話題となっているが、このほど、東大の研究チームが発表したのは、「世界最速レベルで二足歩行ができるロボット」。一部報道が伝えている。


この「二足歩行ロボット」は、東京大大学院情報理工学系研究科・石川正俊教授(システム情報学)らが中心となったチームが研究・開発したもの。最速で4.2km/hで歩行することが可能で、大きさは脚長で14cmほどのフィギュアサイズ。そのため、ネット上でも早くも話題となっている。

「ガンプラに搭載したらアツいなw」
「マブチモーター実用化はよ」
「そんなに早くなくてもいいから歩けるフィギュアっていいよな」
「いや、その前に勝手にポージングしたりする系が先だろ」
「PETMANの方がはやいんじゃないの」
「あれ?ボストンダイ ナミックス社の2足下半身は走ってなかったか?」
「これがフィギュアに搭載される頃には俺らジジイだぞ?w」

...と、フィギュアやプラモデルなどの、ホビー用途にこの技術が投入されることを期待する声が。

ちなみに、そうしたネット上での期待とは裏腹にこのロボット、メインとなっているのは、高速歩行を実現するために搭載された、「1秒間に600枚もの画像を処理できる高速ビジョン」の方で、あくまで二足歩行はそれをわかりやすい用途で使用したデモンストレーション的なものの様子。同教授も「工場の生産工程の高速化などに応用することもできる。そうした応用も視野に開発を続けたい」と語っており、どうやらホビー用途ではなく、実用的な用途での開発を行 っていく見通しだ。

文・山田浩一

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