イギリスの人気ポップ・グループ、ワン・ダイレクション(以下1D)の5人は、実は「仕事中毒」と言っても過言ではないほどのハードワークをこなしていることをご存知だっただろうか?
辛口で知られる"ご意見番"エルトン・ジョンをして「あの子たちは本当に働き者」と言わしめ、米経済誌<フォーブス>からも「才能で秀でているのは言うまでないが、企業家精神と創造性という点で同世代とは圧倒的に違う」と称賛される1D。その半端ない働きっぷりは、例えば今月のスケジュールを見ても明白だ。
現在行っている全米ツアーは、3か月にわたって北米を西海岸を南下、そして中西部を横断し、さらに東海岸を北上するという過酷なもの。もちろんツアー中にも、がんチャリティーの財団への支援やキャンペーン協力のための露出稼働を皮切りに、チャットによるファン交流、映画やフレグランスのプロモーション、複数のテレビ出演......そこに移動時間が加わるのだから、まさに「寝る間も惜しんで働く」という表現がふさわしい。
【動画】http://youtu.be/bkx9kCdaaMg
そんな忙しさにも関わらず、ビジネスマン的な視点で自分たちを冷静に分析する一面も持ち合わせている彼ら。インタビューで"成功の理由"について聞かれ「クラスに1人はいるような"平凡さ"がウケたんだと思う」と分析するのはメンバーのハリー。服飾品やフィギュア、そして爆発的に売れているフレグランス・シリーズなどを次々と発売し、一部では「あまりの多角経営ぶりは音楽グループというより、もはやファッションブランド」と揶揄されるほど。それに関しても「歌が売れなければ、こんなに売れるなんてことは無かったからね」とあくまで人気に便乗していることは認識しつつ、本業は音楽であると強調する。
忙しすぎる現状について聞かれ「でも、おじいちゃんになっても続けたいと思う。楽しくて仕方がないんだ」と語ったハリー。あくまでもワーカホリックな姿勢を崩さない1Dから学ぶことは多いはずだ。
■参照リンク
One Direction 公式サイト
http://www.onedirectionmusic.com/jp/home/
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