今年のアメコミ&ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン(SDCC)」は、バットマン75周年を祝う記念すべき年でもあり、バットマンが大々的にフィーチャーされていました!すべてのバットマニアに送ります!
①DCの展示ブースは、バットマン・ミュージアム!
展示会場エリアのDCのブースでは、巨大なコウモリ・マークが天井から吊られていました。
そしてマイケル・キートンからクリスチャン・ベールに至るまでの歴代バットスーツや、バットラング、『ダークナイト』冒頭の、ジョーカー率いる強盗団が被っていたピエロのマスク、レイチェルがブルースに書いた手紙、『ダークナイト・ライジング』の最期に登場したバットマンの銅像などの映画小道具がディスプレイされバットマン博物館のよう。
さらにここのステージで、DCコミックやバットマンをテーマにしたアパレルのファッション・ショーも展開!
お向かいのレゴ・ブースでは、レゴで再現したTVドラマ版『バットマン』のバイクも飾られていました!!
②伝説のアダム・ウエスト=バットマン登場!
24日(木)に、ホールHで行われたのは、1966年の、あの伝説の『バットマン』TVシリーズのトリビュート・イベント!日本では「怪鳥人間バットマン」のタイトルで放送されていた伝説のTVシリーズが、この秋、全世界的にDVD&ブルーレイでリリースされることが決定したのです!
この作品、権利関係の問題から、映画版のみがビデオ等でリリースされ、商品化も"バットマンとロビン人形なしのバットモービル(日本ではバットマンカーとも呼ばれていた)"のみだったのですが、昨年からまず商品化が解禁!なのでホットトイズさんで、このTV版のバットマンとロビンや悪役たちのフィギュアがドドーンと発売されたわけですね。そして、今年いよいよTVドラマ全体がリリースされるわけです。今回のDVD&ブルーレイは、デジタル処理で綺麗にされているので、当時のTV放映以上に、色がきれいなのです。この『バットマン』TVシリーズは、とてもPOPでカラフルだったので、この修正は本当にうれしい!
なお確か当初の、日本での放映ではバットガール登場するシーズンの分は放送されず、後にWOWOWで放送されたときにバットガール篇があったハズで、今回のこのセットなら、幻のバットガール篇も楽しめるのです。
さて、このホールHのイベントには、バットマンを演じたアダム・ウエスト、ロビン役のバート・ワード、そしてキャットウーマン役のジュリー・ニューマー(今でも美しい!!)が登壇。当時の思い出を語ってくれました。
アダム・ウエストが「新しいバットマンの映画でのカメオ出演が依頼が来たら断らないよ」、ワードが「僕にとってバットマンはアダム・ウエストだけ」と発言すると会場から大拍手。
③新しいベン・アフレック=バットマン登場!
26日(金)10時から行われたワーナー映画のホールHのパネルでは、ザック・スナイダー自ら2016年公開の『バットマン V スーパーマン:ドーン オブ ジャスティス』のプロモ映像をプレゼンテーション。その内容は、恐らくゴッサムシティ。バットマンが夜空にバットシグナルを投射すると、その夜空にスーパーマン!しかし、まだお互いを疑っている感じ。スーパーマンの目が赤く光り、その赤を受けて、映画のロゴに。この後、スーパーマンことヘンリー・カヴィル、ベン・アフレック=バットマン、そしてガル・ガドット=ワンダー・ウーマン登場!でした。
なお『バットマン V スーパーマン:ドーン オブ ジャスティス』は、公開日が2016年3月25日に変更。これは当初予定されていた、5月6日の『キャプテン・アメリカ3』との直接対決を避けるための模様。ちなみに、その後の発表で、ベン・アフレック演じるバットマンことブルース・ウェインは40代半ば、という設定のようです。つまりスーパーマンより年上、おそらく スーパーマンより前から活躍していたヒーローということなのでしょうね
④バットマンのいないバットマン番組スタート!
26日(金)20時からSDCC初の試みとなる、夜のプログラム=DCエンタテインメント・ナイト!が行われました。
DC(&ワーナー)は、今年TVドラマ・シリーズに力を入れており、『アロー』の成功を受け、この秋『ザ・フラッシュ』(真紅の高速ヒーロー!)、『ゴッサム』(バットマンが現れる前の、ゴードン署長が刑事時代のゴッサムシティを描く)、『コンスタンティン』(かってキアヌ・リーブス出演で映画化されたオカルト探偵もの)をスタートさせるのです。
そして、『アロー』役のスティーヴン・アメルがホストになって、これららの作品の第一話や見どころを映像を上映するプレミアム・イベントだったのです!もちろんフラッシュ役のグラント・ガスティンくんもゲストとして登壇。
6500人の会場は満員!全員に、これらのTVドラマのキービジュアルがプリントされたTシャツやノベルティと、ポップコーンとミネラル・ウォターが入った、ワーナー&DCロゴ入りのトートバッグが配られる太っ腹!(笑)。
また会場の外には「ゴッサム」の街が再現され、そこで遊べるようになっていました。
映画の方では、これからマーベルに追いつこうとするDCですが、TVドラマの世界では確実にDCユニバースが拡がっています!
いかがだったでしょうか?
マーベル(http://news.aol.jp/2014/07/30/comicon2014/)にもワクワクしながら、DCもすごい!
なお日本でもバットマン75周年を記念したいろいろな試みが始まっているようなのでチェックしてください。
■バットマン75周年公式ホームページ
http://wwws.warnerbros.co.jp/batman75/
■バットマン75周年公式フェイスブック
https://ja-jp.facebook.com/batmanjapan
★すぴから皆様に緊急告知!!
今回 僕が取材したサンディエゴ・コミコンをテーマにしたトークショーを開催いたします!
アメコミnight! 2014コミコン・レポート(仮)
8月24日(日)19時から
ネイキッドロフト(東京・新宿)
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/25670
是非遊びに来てください!
取材・PHOTO BY 杉山すぴ豊
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