1997年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が開始され、今や日本を代表する漫画となった『ONE PIECE』。現在、コミックスは74巻まで出ているが、その累計発行部数は3億部以上! そして、今年はTVアニメ15周年のメモリアルイヤー!!
さて、そんな『ONE PIECE』が、8月1日から山手線をジャックしているぞ! 山手線のどこかを走る1編成に、同作のキャラクターが描かれた電車が走っているのだ。
ルフィをはじめとした麦わらの一味だけでなく、彼らが乗るサウザンド・サニー号までドアの横にデカデカと描かれている! 電車を待っていてこれが現れたら、めちゃくちゃハイになっちゃうこと間違いないだろう。
もちろん外のラッピングだけじゃなく、電車の中も『ONE PIECE』で埋め尽くされているっ! 中づり広告やデジタルサイネージが、キャラクターたちで溢れかえっているのだ!!
麦わらの一味が賞金首になっているのは、みんな知ってるよな? その手配書である「WANTED」と書かれた紙が、なんと液晶画面にも表示されちゃっているのだ。ここまで徹底されると、もうお手上げである。
ところで、今年は『ONE PIECE』のTVアニメ放送が始まって15周年。実を言うとこの電車は、それを記念するキャンペーンサイト「ひとつなぎの大航海」の企画として走っているのだ。11の車両それぞれに、『ONE PIECE』のエピソードを振り返る広告が出され、作品序盤の"東の海(イーストブルー)編"から、最新の"ドレスローザ編"までの名場面を網羅するという内容。
たとえば、「そいつは威(おど)しの道具じゃねェって言ったんだ...」とか、「一周したらまたお前に会いにくるから。そしたらまたケンカしよう!!!!」とか、ファンならば声に出して読みたい日本語上位に食い込むであろう台詞の数々が、車内の至るところに掲げられている。
「この帽子をお前に預ける。いつかきっと返しに来い。立派な海賊になってな」
いまさら説明不要とは思うが、コミックス1巻に収められているシャンクスがルフィと別れるときにかけた言葉。電車の中にいるだけで、「俺も海賊王になる!」と思ってしまいそうな名台詞ばかりだ。
ネット上では、早くも次のような反応が挙がっている。
「ONE PIECE15周年仕様の山手線なんてあるのか。中づり広告でアラバスタとかスカイピアとか書いてて不思議な感じ。」
「山手線の広告が全部ONE PIECE名シーンになっててテンション上がった!笑 全車両見て歩きたかったわ~笑」
そして、サイトの「ひとつなぎの大航海」では、『ONE PIECE』の11編を基にしたクイズやゲームを楽しめる。メンバー登録することでプレゼントに応募することもでき、クリアした数が多いほど応募できるプレゼントの数も増えていくのだ。なかには「『ONE PIECE展《台湾》』ご招待ツアー」といった、豪華賞品も。
「ひとつなぎの大航海トレイン」運行は8月15日まで(最終日は撤去のため運行しない可能性あり)、キャンペーンサイト「ひとつなぎの大航海」は8月17日までの公開と、どちらも期間限定。ルフィみたいに「あせってもしょうがねェからさ」と思っていると、すぐに終わってしまう。「人の夢は!!! 終わらねェ!!!!」。とにかく、その目で確かめろ!
【参照リンク】
・ひとつなぎの大航海
https://one-piece.com/15th/
・ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)
https://one-piece.com/
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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