8月5日に放送された学園ドラマ『GTO』(関西テレビ系)の第5話で、生徒役の若手役者陣がみせた熱演が話題になっている。
第5話は、学園ドラマでしばしば登場する"いじめ"をテーマにした回。いじめる側は視聴者に嫌われるほど憎らしく、いじめられる側も視聴者が"いじめ"というものに対して嫌悪を抱くように演じなければならず、非常に高度な演技力が求められるテーマだ。今回の『GTO』においては、双方の演技力が高い評価を得ているのである。
まず、いじめられる側を演じた「つぐみ」役の小芝風花(17歳)。放送後、ドラマの公式サイトでは、「小芝風花さんの迫真の演技がスタッフを圧倒 生徒一人ひとりのプロ意識が『GTO』を支える!」というタイトルのコラムが更新され、「自分がいじめに耐えるべきだ」と考えるも辛い気持ちがあふれ出してしまうという難しい感情を熱演した小芝のことが絶賛された。スタッフ陣も息を呑む迫真の演技だったようだ。
そして、いじめる側。4人の"いじめっこ"役の女子生徒がいた中で、視聴者から一際高い評価を得ているのが、「加奈子」役を演じた伊藤沙莉(いとうさいり、20歳)だ。とにかく陰湿、かつ独特の口調で紋切り型ではない"いじめっこ"役を演じた伊藤。実は、2005年のドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)でも、「田中桃」といういじめる側の生徒役を演じていたことがある。
若いながらも既にいじめる側の役にかけてはベテランなわけだが、そんな伊藤の演技にツイッターでは、
「ガチ加奈子怖い なんなのあれ」
「伊藤沙莉さんの演技がめっちゃ好きですね~ 女王の教室の時からとても好き」
「GTOの加奈子やってる子、演技うますぎて素にしか見えない」
「伊藤沙莉ちゃんやっぱ女王の教室の人だ!!! あのときから演技上手かったもんなー!」
といった演技に対する絶賛の声が多数並んだ。彼女の独特なハスキーボイスを称賛する声も少なくない。また、
「今、GTOで楠見加奈子を演じてる伊藤沙莉さんの事を嫌いだとか、無理とかウザいとか呟いてる方々がいるけど、それは視聴者が伊藤さんの演技力を認めてる最高の褒め言葉だと思う。それだけ物語と伊藤さんの演技力に引き込まれるって事ですからね。伊藤沙莉さん天晴れ!!」(原文ママ、@shota0606anzaiさん)
というツイートが約700回リツイート(6日16時時点)されるなど多くの共感を集めている。
そんな伊藤は放送翌日、キツくあたる設定だった同じく生徒役の池田栄吉とのツーショットをツイッターで披露し、「橋本(池田栄吉)君に、おい、デブ! とか言ってましたけど、 恋バナとかする仲です」とツイート。キャスト陣の仲の良さが垣間見られる同ツイートも、700回以上(6日16時時点)リツイートされる人気となっている。
橋本(池田 栄吉)君に、 おい、デブ
RSS情報:http://news.aol.jp/2014/08/06/gto/
コメント
コメントを書く