刑事ドラマなどでありがちな、犯人に撃たれた刑事の胸元に、家族の写真が入ったペンダントがあって命拾い...というシーン。そんな光景を彷彿とさせる出来事が実際に発生し、その話題の取り扱いを巡って、台湾のマスコミがちょっとした騒ぎになっている。
去る7月27日、台湾北西部の繁華街で、酔っぱらった客同士が口論になり、至近距離から相手に目がけて発砲するという事件が発生。撃たれた男性は左胸に銃弾を受けたが、たまたま胸に入れていたサムスン製のスマートフォンが銃弾を受けとめたことで、辛くも命拾いをしたという。
しかしその後、こうした報道を受けて、現地ユーザーからは「ステマ疑惑」が囁かれる事態に発展。特に、中国系ユーザーからの反発はかなりのものとなった。
「はい、ステマ ステマ」
「そういうのはドラマの中だけでやってくれ」
「なぜメーカーや型番まで報じる必要があるのか」
「あまりにベタすぎるだろ」
「事件が実際に起きなかったという方に、俺は全財産賭けてもいいぜ」
...と、事件そのものがなかったのでは?という声まで上がる始末。
【動画】http://youtu.be/jh7HmSV81m0
現在のところ、真偽のほどは定かではないが、見ようによっては「あまりに出来すぎている話」だけに、今後も物議を醸しそうな気配だ。
文・杉下薫
【参照リンク】
・[東森新聞]超好運! 胸前手機擋子彈 男撿回一命
http://youtu.be/jh7HmSV81m0
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