来る8月15~17日にかけて東京ビッグサイトで開催予定のコミックマーケット86を前に、同イベントに参加予定の出展者に向け、詐欺まがいのある行為に関する、注意喚起の声がtwitter上で流れている。
今回、「要注意」として広まっているのは、出版関係者のフリをして、無料で同人誌をせしめるという行為。2007年にこの行為を実行したと思しき人物の、mixiへの書き込みから広まったもので、それ以降、毎年のように様々なユーザーからアナウンスされているものだが、被害が後を絶たないことから、今年もコミケの開催を前に、拡散しているようだ。
なお、具体的な手口としては、"ありそうでない架空の出版社"の名刺を差し出し、資料集めのような体を装って接触してくるというケースが多いようで、それが連載などに繋がるのでは?と思った出展者は、思わず自作の同人誌を無償提供してしまうのだという。
無論、こうした行為を行う不届き者は、文言や使用する名刺に細心の注意を払い、すぐには詐欺事件として立件されないギリギリのラインを突いてくることがほとんど。この夏、コミケに出展するという人は、くれぐれもご注意頂きたい。
文・猪俣進次郎
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