去る7月26日に東京で開催された「隅田川花火大会2014」直後に、浅草などの近隣地域の路上がゴミだらけの"無法地帯"になっていたことを受け、現在、全国から呆れまじりの非難の声が相次いでいる。
日本人のゴミマナーに関しては、先頃開催されたサッカーのワールドカップにおいて、海外のサポーターたちから絶賛されたばかり。にもかかわらず、国内の、それも首都・東京の花火大会でこうした"惨状"となってしまったことに、ネット上は落胆や憤りの声であふれかえった。
「マジで恥知らずだな これやから田舎モンは」
「ゴミを生むゴミ」
「酷いな。日本から出て行って欲しい」
「これは規制されなきゃおかしい」
「同調圧力の逆がこれ」
「W杯のゴミ拾いとはなんだったのか」
「サッカーも花火もDQNが集まれば結果は同じ」
近年はタバコのポイ捨てに罰金が課せられたり、業者の不法投棄に関する監視の目が厳しくなるなど、我が国においては、官民一体となった美化に関する取り組みが行われている。しかし、その一方で、こうした大規模な催事の後のゴミ問題に関しては、まだまだ規制がゆるいというのが実情だ。
2019年の東京五輪開催まで、残すところ約5年。今後はこうした部分についても、我々日本人に対して、世界各国からの目が注がれることだろう。
文・久保田太陽
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