一生懸命になって誠実に商品をつくった結果、思わぬ結果を呼ぶこともある。その典型が、海外の出版社、ハーパー・コリンズ社が子供向けに制作・販売していた「キティちゃん辞書」を巡る騒動だ。
実はこの辞書を買った若いママさんが、自分も読んでみようと思ってめくってみたところ、「ネックレス」の項目に、"普通の解説"に続き、驚くべき記述が。
「南アフリカではガソリンを入れた状態のタイヤのこと。これを首に巻きつけて火をつけて殺害する。」
たしかに、俗語として「ネックレス」は、当地で定着している処刑方法を指す単語として用いられてはいるが、子供向けの辞書の解説としては明らかにアウト。そのため、すぐさま騒動となり、この辞書は自主回収&廃棄処分が決定となったという。
たしかに、「辞書」という商品の性質上、俗語を含めて紹介するという姿勢は評価すべき。しかし、子供向けのものにまでこうした解説を掲載してしまえば、その評価がすぐさま逆転してしまうことは言うに及ばずだ。出版社にとっては手痛い打撃かもしれないが、より大きな騒動へと発展することを防げたことは、せめてもの救いと言えるかもしれない。
文・藤本秀太
【参照リンク】
・Hello Kitty dictionary leaves mum horrified with gruesome description of South African "necklace" murder
http://www.nationalheadlines.co.uk/hello-kitty-dictionary-leaves-mum-horrified-with-gruesome-description-of-south-african-necklace-murder/411938/
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