今季からメジャーリーグの『ヤンキース』に入団し、前半戦で両リーグ最多タイの12勝（4敗）という快進撃でファンを魅了した田中将大投手。だが、防御率は2・51でリーグ3位、奪三振数は135でリーグ6位と偉大な成績を残しながらも、右肘靭帯の部分断裂で故障者リスト（DL）入りし、現在はリハビリ中である。
そんな中、田中将大投手のメジャーリーグの先輩であり盟友でもある『レンジャーズ』ダルビッシュ有投手が、オールスターゲーム本番前日の記者会見にて、メジャーリーグ流の先発ピッチャー5人ローテーション制に苦言を呈したことが話題となった。
ダルビッシュ投手は登板間隔が中4日しかないのは短すぎるという趣旨で持論を展開し、6人ローテーションにすべきだと提案したのだ。
だが、そんなダルビッシュ投手に異を唱えるのは、一流お兄系ファッション誌『MEN'S KNUCKLE』にてギャル専属モデルを務めるあいかりん氏（20歳）。「野球は阪神、巨人、ベイスターズしか知らない」と臆面もなく豪語するあいかりん氏は、素人女性視点で誤解を恐れず、あえてダルビッシュ氏に反論する。
「中4日は短すぎる？ え～......ヘタレ。だってヘタレでしょ。だって高校球児の中には、甲子園で初戦から決勝まで、短いスケジュールなのに全部自分で投げちゃうエースだっているわけでしょ？ 高校生でダイジョブなんだから、それより強めなはずのプロの人だったら、4日も休んでるうちにバッチリ体調万全にしてほしいよ。でもまぁ、マー君には日本の代表としてがんばってほしいから、無理はしないでほしいけど」
＜写真＞「ダルビッシュ？ 名前はわかるけど顔はワカラナ～イ」とキュートな表情で語る渋谷系ギャル・あいかりん氏（20歳）
このあいかりん氏の意見は、プロ野球関係者やプロ野球ファンからすればとてつもない暴論であるのは言うまでもない。だが野球にさほど興味のない渋谷系ギャルの本音であることも事実だろう。
余談だがあいかりん氏は、「ダルビッシュって誰だっけ？ 名前は何かどっかで聞いたことあるけど（真顔）......あ！ 前に明日花キララ（大人気AV女優）とわちゃわちゃ話題になった人だっけ（笑）!?」というレベルの野球知識しかないため彼女への批判はご容赦願いたいが、リハビリの経過がよくなければ腱を移植する靭帯再建手術（トミー・ジョン手術）に踏み切る可能性もあるという田中将大投手の症状が、一日でも早く回復することを願うばかりである。
文・昌谷大介（A4studio）、撮影・長谷英史
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