集団的自衛権を巡る一連の議論に、党としての意思を示そうという狙いからなのか、社民党は7月16日、行使容認への反対を訴えるポスターを制作・発表した。
ポツンと寂しそうに座る少年の写真に、「あの日から、パパは帰ってこなかった」のコピーを盛り込み、「今、集団的自衛権にNOを。」と記したこのポスター、制作費を抑える目的から、エキストラとして党員の子供を起用し、写真も地方議員が撮影するなど、すべて党内で作業を完結させたという1枚だ。
しかし、この"社民党ファミリー"の手によるポスターに対し、ネット上では早くも厳しい声が。
「これはひどい」
「戦争する前提なのがすでにおかしい」
「子供をダシに使う一番卑怯な手法」
「別の理由で父親を失った家の子供のことを考えろよ」
...と、「国民の命に関わる問題だと訴える」という社民党の思惑をよそに、様々な批難が巻き起こっている。しかも、本題である「集団的自衛権」はそっちのけで、同党の体質に対する批判までが相次いでいるこの状況は、同党からすればとんだ藪蛇だ。
現在、集団的自衛権を巡る議論は実に様々。しかし、ネット上の評判を見るに、社民党のこの戦略、ちょっとした勇み足といったところなのかもしれない。
文・猪俣進次郎
【参照リンク】
・社民党 公式サイト
http://www5.sdp.or.jp/
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