先日飛び出した2本のバースデイアーチに引き続き、今度は1試合16奪三振という離れ業をやってのけた北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手(20)。現在、投手と野手を兼任する"二刀流"での出場となっているため、昨年までは「どちらか1つに絞るべきでは?」との声もあがっていたが、ここへきて、投打ともに一流の名に相応しい活躍を見せていることで、「このまま二刀流で行くべき」との声も多くなってきた。
そこで今回は、これまで"超高校級"の選手としてプロ入りし、活躍した選手の「プロ入り2年目の成績」と比較し、改めて大谷選手のスゴさを確認してみたいと思う。
■野手編
清原和博 .259 29本 83打点 OPS.907
坂本勇人 .257 8本 43打点 OPS.650
イチロー 188 1本 3打点 OPS.478
松井秀喜 .294 20本 66打点 OPS.843
中田翔 .278 0本 1打点 OPS.623
大谷翔平 .285 5本 20打点 OPS.850(シーズン途中成績)
まずは野手の打者成績から。大谷選手以外はもちろん野手に専念してのプレイ。比較的世代の近い選手では、現在もチームの先輩にあたる中田翔選手の成績を超える内容であることは一目瞭然。規定打席に達するかどうかは微妙ではあるが、成績のペース的には巨人の坂本勇人選手レベルの成績には達しそうな勢いだ。
■投手編
松坂大輔 14勝7敗1S 防御率3.97 奪三振144
桑田真澄 15勝6敗 防御率2.17 奪三振151
ダルビッシュ有 12勝5敗 防御率2.89 奪三振115
田中将大 9勝7敗 防御率3.49 奪三振159
大谷翔平 8勝1敗 防御率2.35 奪三振111(シーズン途中成績)
次に投手編。防御率や勝率の部分では、かつて"平成の怪物"と言われた松坂大輔選手や田中将大選手を凌ぐ内容で、奪三振のペースで行っても、もう少しで早くも先輩・ダルビッシュ有選手を超える好成績となっている。なお、1試合にどの程度の三振をとれるかを示す奪三振率は10.85。この数字は、現在パリーグの奪三振数と防御率でトップを記録している金子千尋選手(オリックス)の10.89と比べても一切遜色がない。
このように、野手としても投手としても、現在、抜群の活躍を見せている大谷選手。とはいえ、シーズンはまだ日程の半分を少し消化した程度。今後、どこまで成績を伸ばすのか、注目したいところだ。
文・萩原智次郎
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