『闇金ウシジマくん Part2』大ヒット記念、柄崎役・やべきょうすけインタビューの後編は、カウカウファイナンスの話! 闇金は違法だってわかってはいるものの、シリーズを観ていると、ブレない社長のウシジマを筆頭に、柄崎、そして高田(崎本大海)の3人に惹かれてしまうコトも事実。気になるカウカウファイナンスについて解説をお願いした。
社長、柄崎、高田の拠点、カウカウファイナンスは、息ピッタリのチーム感がまず観ていて心地よい。その点、「カウカウファイナンスでは、"社長"がよく飯に誘う(笑)」として、山田孝之の粋な心づかいがあるという。「実は、共演者の皆で飯に行こうと思ってはいます。ただ、皆で行くと、距離感がヘンになりそうじゃないですか。たとえば(綾野)剛の場合は忙しくもあったので、後で顔出すみたいなことがあったけれど、"うん。その距離感がちょうどいい"って"社長"も言っていて。彼は情報屋役なので、ガッツリとカウカウじゃないわけ。2時間くらいの飯の最後にちょっと顔出すみたいな距離感が最適で(笑)」。
やべ自身、柄崎として居ることが心地よいという。年齢は下だが、同業者としてリスペクトする山田がウシジマを演じているからだ。「本当に、柄崎とウシジマの関係は、役者としての僕が思う山田孝之との関係と似ています。なかなかいないタイプで、すごく好きなんです。ただ一緒にいても芝居していても気持ちがいい。刺激的で、ドキドキする。すげえと認めざるを得ない男。だから、役柄として入り込みやすいわけですよ」。現実と本質でシンクロしている。「孝之が現場に入ると、"社長!"って、すぐ言えちゃいますからね(笑)」。
長い時間をかけて構築した信頼関係、現実とシンクロする設定など、効果的な要素が重なりあい、カウカウファイナンスの面々は(犯罪者集団だけれど)、魅力的に映ってしまうことはいたしかたない。やべ自身、毎回再会を楽しみにしていることを明かす。「実は孝之、崎本君とかとは、ちょこちょこ、会うほどじゃないけれど、連絡取っていますよ(笑)。どう? みたいな。"とりあえず筋トレやっていますよ"とか、皆ちょこちょこ準備して待っている。皆、ハッキリとは口には出さないけれど、どこかで作品に対して期待して待っているわけで、何を言われても応えられる準備をしている。正直、こういう作品はないですよ」。
映画『闇金ウシジマくん Part2』は、大ヒット上映中!
【参照リンク】
・『闇金ウシジマくん Part2』公式サイト
http://ymkn-ushijima-movie.com/movie/
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