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日経BPコンサルティングによって行われた「第3回全国LTE/4G エリア調査」。これによると、データ通信速度ダウンロードNo.1は、iPhone、AndroidともNTTドコモであることが明らかになった。


ショッピングモールや複合商業施設、レジャースポットなどの行楽エリアを中心に、過去最多となる全国2818ヵ所を対象とし、実際の測定ポイント数も前回の2147から3005へと拡大して行われた今回の調査。

計測端末は、NTTドコモが「Xperia Z1 f」と昨年9月から提供開始した「iPhone 5s」、KDDI(au)が「iPhone 5s」と「isai」、ソフトバンクモバイルが「iPhone 5s」と「AQUOS PHONE Xx」の6機種を使用。
その結果、iPhone、Android 端末とも、ドコモがデータ通信のダウンロード速度で1位に。Android端末は、前回(「Xperia A」)の24.70Mbpsから、今回(「Xperia Z1 f」)は28.82Mbpsとなり、さらに高速化。iPhoneも25.01Mbpsと、他社に比べて速い結果となった。

一方、アップロード速度は、iPhone、Android端末ともにソフトバンクモバイルが1位。特にiPhoneが6機種の中で最速で、アップロード速度で9.64Mbpsに上ったという。

都道府県別を見てみると、ダウンロード速度はiPhone、Androidのいずれも全47都道府県でNTTドコモが1位、アップロード速度では、ソフトバンクモバイルがiPhoneで41都道府県、Androidで36都道府県において1位。

2013年度に過去最高売上高&収益となり、ディズニーシーの拡張計画なども発表した東京ディズニーリゾートや、今年7月にはハリーポッター関連施設がオープンするユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)といった話題の人気東西レジャースポットでも調べてみた。
入場ゲートや人気アトラクション前など、10ヵ所程度のポイントで測定してみたところ、こちらもダウンロードが最速だったポイントが多かったのはNTTドコモ、またアップロード速度ではソフトバンクモバイルという結果に。
NTTドコモのダウンロードはiPhone、Androidともそれぞれ他社に比べて速く、特にiPhoneが東京ディズニーリゾートで25.31Mbps、USJで27.09Mbpsと、6機種中最速。一方、アップロード速度では、ソフトバンクモバイルがiPhone、Androidのいずれもリード、特にiPhoneがディズニーリゾートで8.07Mbps、USJで12.19Mbpsと6機種中最速を記録した。

ということで、今回の測定結果は、「ダウンロードはNTTドコモ。アップロードはソフトバンクモバイル」という結果だったと言って良いだろう。

ちなみに、2013年度末のLTE/4G設備の増強・拡大により、LTE/4Gのエリア化率は、各社とも9割を超えている状態。その中で、KDDI(au)iPhoneが99.0%で1位となっている。

ドコモは先日行われた満足度調査でも、エリア、通話品質、通信品質などで利用満足度1位を獲得している。

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