劇場版も公開されたカンパニー松尾監督の『テレクラキャノンボール2013』が、地上波テレビを巻き込んでの大ムーブメントとなりつつある。
『テレクラキャノンボール2013』は、6人のAV監督が、東京から札幌までを車やバイクで移動しながら、仙台と札幌でナンパ&出会い系を駆使して"素人"をゲットするという内容。ナンパ方法やプレイの内容によるポイントを争いながら、1週間にわたるレースを行う。2月に劇場版が公開されると、全身全霊をかけてナンパに燃える男たちの、時におかしく、時に切ない姿に、多くの観客が感動&爆笑。ネット上では、
「凄かった。映画館であんなにみんなで手を叩いて笑うということはもう二度とないかもしれない」
「もう、すごかった!! この作品をつくっていった男たちが、サイコーに羨ましい。胸をはっておもしろいって言える!」
「面白すぎて顔のにやけが止まらないwwwこれだけみんなで爆笑したり拍手が沸き起こったりする映画は初めてだw」
「ここまで劇場内に一体感が生まれた映画は過去になかったです 上映中に何度拍手の波が起こったことか!観客全員がテレキャノクルーになった気分」
などと、大絶賛の嵐となっている。
さらに5月10日放送の『めちゃ×2イケてるッ』(フジテレビ系)では、「モテない男No.1決定戦」と題して、ナイナイ岡村、武田真治、三中元克の3人が街でガチナンパをするという企画が放送されたのだが、これが『テレクラキャノンボール2013』へのオマージュとなっているのだ。
ナンパをポイント制で競うというルールを踏襲しているだけでなく、同じBGMを使用し、テロップの入れ方も本家テレクラキャノンボールを再現。そして、「Respect to カンパニー松尾」というメッセージも電波に乗ったのである。
カンパニー松尾監督も、ツイッターでめちゃイケのオマージュに対する言及を数多くリツイート。放送前には「もーすぐめちゃイケ。」とつぶやくなど、本人も楽しみにしていたようだ。そのほかにも、『テレクラキャノンボール2013』出場者のピーバップみのる監督も、まさかの地上波への波及に「完全にキテますね」とコメントしている。
アダルトビデオの世界を超えて社会現象化しつつある『テレクラキャノンボール2013』。劇場版を観るチャンスはかなり少なくなっているのが残念なところだが、DVD版(2枚組10時間収録!)やスピンオフ版の『裏テレクラキャノンボール2013』(こちらも4時間収録!)をたっぷり堪能してみてはいかが?
【参照リンク】
・『テレクラキャノンボール2013』 特報 youtube版 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=VumTLMFods0
・めちゃ×2イケてるッ! - フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/mechaike/
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