金融広報中央委員会の調べた、「年収と保有金融資産に関するデータ」によると、20代の貯金額は平均203万円。また、30代は平均315万円となりました。
平均金額を見て、「自分は平均より上だ」と安堵した人もいるかもしれませんが、結婚をしているか、していないかで貯金額は変わりますし、持ち家の有無でも変わってきます。未来に投資した分、いまは貯金額が少ないといった人もいることでしょう。
とはいえ、貯金額は多いにこしたことはありません。皆さんは、どのように工夫して毎月、コツコツと貯金を行なっていますか?
脳科学者の茂木健一郎氏は、人には、「"お金持ちや成功者に共通する脳の使い方(金持ち脳)"とお金がなかなか貯まらない貧乏な人の脳の使い方"貧乏脳"がある」と言います(書籍『金持ち脳と貧乏脳』より)。金持ち脳と貧乏脳の持ち主の特徴は下記の通り。
【金持ち脳の特徴】
・人間関係が幅広い
・自己投資にお金を惜しまない
・好奇心が旺盛である
・誰に対しても自分の知らないことを素直に質問できる
・人の話を聞いて即行動に移すことができる
・人の良い部分をすぐに真似することが得意
・偏見が少ない
・判断基準として「まず何でもやってみる」という考え方を持っている
・夢や目標がはっきりしている
・朝型で健康に気を配り体を大事にしている
【貧乏脳の特徴】
・いざというときに頼れる友人・知人が少ない
・他人の意見や行動に流されやすい
・与えることより、もらうことばかり考えている
・常に受身で被害妄想に駆られてしまう
・「でも」「だって」「どうせ」が口癖
・気がつくと愚痴をこぼしている
・嫌なことは常に先延ばししてしまう
・目先の利益だけをつい追いかけてしまう
・夢や目標を掲げるのが苦手
・不健康で身体のケアをあまり気にしない
以上が、二つの脳の特徴。いかがでしたでしょうか。金持ち脳に当てはまる人は、今現在、金持ちではなくても、いずれそうなる可能性を秘めています。また、逆もしかり。茂木氏は、この金持ち脳・貧乏脳は、「生まれ持った素質や才能ではない」と言います。ですので、普段の生活から自分を変えていくことで、誰でも金持ち脳になることが可能なのです。
脳科学者が分析した「金持ち脳・貧乏脳」、是非、参考にしてみてはいかがでしょう。
【書籍データ】
・『金持ち脳と貧乏脳』茂木健一郎著 総合法令出版
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