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5月に全米で公開予定のハリウッド映画『ゴジラ』の最新予告編が、4月5日に公開された。


1998年の『GODZILLA』以来16年ぶり2作目となるハリウッド産の『ゴジラ』。大のゴジラファンだというイングランド出身のギャレス・エドワーズが監督を務め、主人公の米軍大尉は『キック・アス』シリーズにも出演しているアーロン・テイラー=ジョンソンが演じる。また、日本からもイチロー・セリザワ博士役で渡辺謙が出演している。

2月に公開された予告編は、YouTubeで2000万回以上再生されるほどの人気。新しい『ゴジラ』に世界中が期待を寄せているようだ。

そして、4月5日に公開された「Extended Look」という新しい予告編では、ゴジラそのものがほとんど姿を見せない一方で、原発事故を示唆するシーンや、ゴジラが海から上陸する際の津波のシーンが登場。公開後9日10時までにYouTubeの再生回数は270万回を超えており、こちらもまた大きな注目を浴びている。

とはいうものの、東日本大震災の記憶を持つ日本のネットユーザーにとっては、かなり衝撃的な内容ともいえるこの予告編。ツイッターでは、

「初代が原爆と空襲の体験から生まれたように、今度のゴジラは311の記憶を連れてくるのね...」
「でも、真実はこれ以上に残酷なものだったはず。ゴジラを通してでもいいから、少しでも現状に疑問や不安を持つきっかけになって欲しい」

という声のほか、

「予告から垣間見える津波や地震を想起させる描写の数々が恐ろしい。リアルさとは違う恐ろしさを秘めてる。おそらく1954年に、戦争を体験した人々が見た『ゴジラ』の描写も、それと同じだったのだろう」
「ゴジラって実は社会派な映画でテーマも重いけど、これその本来の一作目の怖いゴジラに近いのかな?」
「今度のGodzillaは原発事故と津波から...ってすごすぎるな。第一作目の『ゴジラ』のたましいを受け継ぐ作品なのかも」

など、"原点回帰になるのでは"という見方が寄せられている。

【動画】https://www.youtube.com/watch?v=64c6VLNJQiE


日本生まれの怪獣映画ということだけではなく、そのテーマも含めて日本人にとっては特別な作品であるといえる『ゴジラ』。日本では、7月公開の予定となっている。

【参照リンク】
・Godzilla - Extended Look [HD] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=64c6VLNJQiE 
・『GODZILLA』公式サイト
http://www.godzilla-movie.jp/ 

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