街ですれ違うソックリな顔の夫婦。「長く同じ時間を過ごすと、夫婦の顔は似てくる」とはよく言われること。顔は骨格の他、筋肉や脂肪で構成されるので、長時間同じ食事を繰り返すことで、夫婦の顔は似てくるのです。
では、体型はどうでしょう。書籍『メタボになる男、ならない男』の著者・スティーブ・シーボルド氏は、「メタボになる男は『メタボな男』とつき合う」と断言しています。少々厳しい言い方ではありますが、メタボな皆さん、心当たりはありませんか? 思い出してみると似たような体型の人ばかり......なんてことはないでしょうか。
逆に、「メタボにならない男は『スリムな男』とつき合う」というのも、シーボルド氏の考え。メタボにならない男性はたいていメタボにならない男性とつき合い、互いの規律、決意、精神力をさらに強固にするというのです。したがって、「もしあなたが太っているなら、メタボにならない男とつき合うようにした方がいい」とシーボルド氏は提案しています。
なぜなら「意識は人に伝染する」ため。もし、あなたがスポーツジムに入会し、スリムな男性と知り合い仲良くできたら、自分とはまったく違う価値観に驚くことでしょう。とはいえ、その驚きが良い刺激となり、あなたも間もなく、痩せて健康になり、スリムな男性の価値観を得ることができるはず。なぜなら、「人は多くの時間を共有する人に似る」からです。
これは一つの方法ではありますが、人は居心地の良い場所に留まりがちなもの。メタボな体型に悩んでいるなら、つき合う友人を変えてみるのも良いかもしれません。
「メタボにならない男」=「自己管理ができる男」=「仕事のできる男」とはシーボルド氏の考え。脱メタボへ、この春から心機一転がんばってみませんか。
【書籍データ】
・『メタボになる男、ならない男』スティーブ・シーボルド著 サンマーク出版
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