「専門家」といえば、周囲から一目置かれる存在である。どんな分野であれ自分の得意なことを仕事にでき、"手に職"系だから一生仕事にあぶれなそう、というイメージから、「専門家」を羨ましがる人も少なくない。しかし、専門家には専門家なりの悩みがあるようだ。
そう感じさせるのがこの動画。イギリスの映像作家ローリス・ベイナーツさんが、ロシアのアレクセイ・ベレジンによる短編「The Meeting」を元に、脚本、監督を務めたものなのだが、先月末にアップされるや、瞬く間にバイラルヒット。アップ後7日間で50万視聴数を記録し話題となった(4月7日時点では383万視聴数)。現在28ヵ国語に翻訳され字幕がついていることからも、その人気ぶりが感じられる。
内容は、「専門家にとって、専門外の人と一緒に仕事をするのがいかに大変か」というもの。専門家として雇われた男性を襲う不条理と悲哀、そして絶望感を、ユーモア溢れるテイストで描き出している。
実際、動画を見た人たちからも、
「こういうクライアントと仕事したことあるよ。まさにこんな感じ」
「胃が痛くなってくる動画w
開発職必見!」
「この種のミーティングに何度出席してきたことか!」
「やー親近感わく動画だなー。ほんと親近感わくなー」
など同意の声が多数あがっており、似たような経験をした人は世界中にけっこういる模様。また専門職までいかなくても、例えばサラリーマンでも職場でこの種の理不尽な経験をする可能性は多々あり、決して他人事ではないのだ。
観ているだけでイライラし、髪をかきむしり、叫びだしたくなるけど笑っちゃう、そんな秀逸な一本である。
【参照リンク】
・The Expert (Short Comedy Sketch) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BKorP55Aqvg
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