いまや日本唯一の世界的人気アーティストとなった歌手・きゃりーぱみゅぱみゅ。彼女といえば、キャッチーなエレクトロポップとダンスだけでなく、日本人の舌を日々困らせているという点でもお馴染みだ。
あんなにも歌いやすく親しみやすい曲を発売しておきながら、「きゃりーぱみゅぱみゅ」という脳内で言うのですら大変な名前を持つ彼女。アナウンサー泣かせという点では、アテネ五輪のハンマー投げで幻の金メダリストとなった「アヌシュ選手」以来の世界的逸材でもある。
この「きゃりーぱみゅぱみゅ」というフレーズを噛まずに言える方法として、ある時期ネット上では「ドラえもんが道具を出す時のように言う」というのが出回った。確かに効果抜群な方法だが、彼女の話をするたびにドラえもんのものまねをするわけにもいかないし、ものまねをしないクールキャラの人もいるだろう。
そこで、筆者の知人のプロの女性ナレーターにダメもとで「きゃりーぱみゅぱみゅ」を噛まない方法について聞いてみたところ、明快な回答をいただけた。その方法はずばり、「母音を意識する」というものだ。女性ナレーターはこう言っていた
「"ぱみゅ"と"ぱみゅ"のあいだに、U(う)があることを強く意識するの。言ってみて、『きゃりーぱみゅうぱみゅ』って。ね、言えるでしょ。そのUをだんだん短くしていく練習を積み重ねれば、いつの間にか普通に言えるようになるよ。まずは、『きゃりーぱみゅうぱみゅ』から始めてみて!」
さすがはプロである。この方法のおかげで筆者は、先日合コンで行われた「きゃりーぱみゅぱみゅ噛んだらテキーラ一気ゲーム」で無敵を誇ることができた。
ただし、噛んでテキーラを飲んだほうがノリがよくなり、そっちのほうが圧倒的に女性陣からモテていたという事実は、思い出したくない。
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