先月復活を発表したウルフルズの新曲「ヒーロー」が、4月17日(木)よりシリーズ第2弾の放送がスタートするテレビ朝日 木曜ミステリー『刑事110キロ』の主題歌に決定した。
ウルフルズは16日、両国国技館で行われたイベント『uP!!!SPECIAL MUSIC COMPLEX 2014,Spring』に参加し、再始動後初となる約70分にも渡る熱いライブを敢行。「新曲を作りました。聴いてください。」というMCの後、トータス松本の魂ゆさぶる歌声とともに初披露されたのは、前述の新曲「ヒーロー」であった。
同曲の作詞・作曲トータス松本は、以下のコメントを寄せている。
冬になるとクリスマス、春になると桜の歌が毎年かならず出てくるように、この「ヒーロー」という言葉もまた色んな人が取り上げて曲を書いています。ウルフルズはわりとそこらへんを避けて通ってきたつもりなのですが、それはただ、言葉が違っているだけでテーマそのものは「恋愛・失恋」であったり「勇気・希望」であったり、要するにやってることはまったく同じなのです。つまり、ただ避けてる気分でいただけで。で、久しぶりのウルフルズだし、よーしここは直球勝負じゃー!と書きはじめたはいいけれど、「ヒーロー」って何?となるとまったく答えられない。まさに歌詞の中にあるように「何度でも何度でも自分に問いかけて」みたけれどさっぱり分からない。分からないので結局そのままの歌詞になってしまいました。なのでせめて、最後のコーラスをみんなで気持ちよく歌って、熱い気持ちを高ぶらせる事ができたらと思います。
「ヒーロー」を聴いた(『刑事110キロ』)主演の石塚英彦さんから、「ドラマ界における自分の応援歌みたいな感じで勝手に受け止めちゃいました。ドラマの主演というと、わりと細身で背が高くて、カッコイイ人っていうのがイメージされていますけど、そうじゃないヒーローもいてもいいんじゃないかと。すごく自分に重なる気がして嬉しいです。ウルフルズさんは一度活動を休止して、また再始動されましたが、『刑事110キロ』も1年ぶりに始動したので、これも自分たちと重なるものを感じます。暗さよりも日本の明るい将来を願うというような、すごく前向きなこの主題歌がドラマの最後に流れることで、カッコ悪くても真実を求めてひた走る花沢太郎のキャラクターを、より際立たせてくれるようで心強いです。こういう主題歌を聴いちゃうと間違えたヒーローができないですね(笑)"復活"したもの同士、お互い盛り上げていきたいと思います!
「ヒーロー」は、5月21日(水)にリリースされる約6年半ぶりのオリジナルアルバム『ONE MIND』にも収録される予定である。
【参照リンク】
・ウルフルズ オフシャル・サイト
http://www.ulfuls.com/
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