修学旅行や合宿で友達と、もしくは家で兄弟姉妹と枕を投げ合った思い出がある人も多いことだろう。しかし、日本に公式のスポーツとしてのまくら投げ大会があることをご存じの人はどれくらいいるだろうか。
「全日本まくら投げ協会」認定のれっきとしたスポーツであるこのまくら投げ大会。ちょうど2月23日に「第２回全日本まくら投げ大会」が静岡県伊東温泉で行なわれ、熱戦が繰り広げられたばかり。
この大会、「一般」「子ども」「大学対抗」の3部門に分かれており、計29チーム、約250人が参加したというから、まくら投げ大会は全国区で想像以上に浸透していたようだ。
参加費は一般の部のみ1チームにつき2,000円。
気になるルールだが、チーム編成は選手5人＋サポート3人の計8人、浴衣姿でまくらを投げ合い、当てられたら寝たふりをする。先に敵の大将にまくらを当てるか、3分の試合時間終了時に多く残っている方の勝ち、というもの。
2月28日には、全日本まくら投げ協会公認で、大会競技でも使用された枕も発売。適度な重みがあることにより、投げやすく、遠投距離も伸びるようになっているのが特徴。また伸縮性のある生地で作られているので、当たっても圧力が分散し、衝撃が和らぐそう。投げる側、投げられる側双方を考慮した作りになっている。
まくら投げに適しているのはもちろん、普通におやすみ用枕としても使えるこのまくら。ひとつ3,150円（税込）だそうだ。
ちなみに来年も「第３回全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉」は開催予定とのことである。
【参照リンク】
・全日本まくら投げ大会-YouTube-
https://www.youtube.com/watch?v=eClUZ73ypmY
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