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松田美由紀が二階堂ふみ・成海璃子ら10人を撮影撮影 最も印象的だったのは?

2014/02/26 12:30 投稿

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Filed under: 国内, 芸能, カルチャー, トピックス

女優で写真家の松田美由紀がα7で10人の表現者を捉えた写真展「FULL SIZE OF ME 等身大写真展」が2月15日~23日に行なわれた。松田美由紀ならではの表現・こだわりとはどのようなものか。


「楽しむ」ことが大事 「みゆきマジック」とは

世界最小・最軽量(※)のフルサイズ一眼、Sony「α7」を使って、各ジャンルで活躍する表現者たちを撮影した同展。被写体となったのは、VERBAL、宇野薫、金子ノブアキ、鈴木杏、中島美嘉、成海璃子、二階堂ふみ、東出昌大、満島真之介、村上淳の10人。フルサイズ(等身大)に引き伸ばしても荒くならず、「息遣いを感じるほどにリアル」な表現が可能な「α7」のフルサイズセンサーと、松田美由紀の表現が一体となった展示となっている。

そんな松田美由紀が写真展についてのインタビューで何度も強調していたのが、「写真はコミュニケーション」という言葉。「被写体の人と初対面でもすぐに仲良くなり友だちになれるので、心をひらいてくれる」そうで、その過程は周りの人たちから「みゆきマジック」と呼ばれているのだそうだ。

写真展は当初、等身大の写真を並べるだけの特に決まったコンセプトなどはなかったのだが、「それじゃ面白くない、みんな表現者なのだから躍動感ある写真にしよう」ということで、「楽しくやろう」と決め撮影に臨んだという。展示されている写真は、相手が心を開き楽しんでいるからこそ撮れる表現となっており、躍動感ある写真ばかりだ。

(※)35mmフルサイズイメージセンサー搭載のレンズ交換式デジタル一眼カメラとして(2013年10月16日広報発表時点、ソニー調べ)。世界最小最軽量は『α7R』。『α7』のサイズは、『α7R』と同じ。

女優として写真家として

現在では短編映像監督や、アートディレクション、著書などの制作活動、写真家などさまざまな表現の領域で活躍しているが、キャリアとしては女優一筋でやってきた時の方が長い。「元々昔から写真を撮るのは好きだったが、ストイックに一つのことに専念するのことに意味があると女優に専念していた」と、その理由を話し、違う領域の表現に進んだ経緯については、「子どもも育て終わって1人になった時に、いろいろなものが噴火して爆発しそうになった。出さねばつぶれてしまうという状況になり、愛も全ても注いだ『松田優作全集』を4年かけて作った。その時に、自分の中で表現が花開き、いろいろやってみようと思った」のだという。



撮影で印象的だったのは

ドラマ『濱マイク』の共演以来の再会となった中島美嘉や、元々親友だという鈴木杏の撮影では、「近所のおばちゃんのようにどんどん接した(笑)」と話す。鈴木杏に対しては「可愛いい杏ちゃんを見せたい!という親心を感じた」という。

映画『桐島、部活やめるってよ』や、NHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』に出演し今注目の俳優・東出昌大については、「背も高いし顔もハンサム、完璧すぎるのでどこか悪いところがあるでしょ!?」と本人に直接言ったそうだが、マネージャー曰く「性格も良いのですよ」とのことで、「(そんな完璧な人)どうすればいんだよー!」とリアクションしてしまったとのエピソードも語られた。

新しい松田美由紀

カメラマンの人が「松田美由紀というカメラマンが最近出てきているらしいよ」と語っていたのを人づてに聞いたという松田美由紀。女優として知られている自分とは違う、「新しい松田美由紀」がいるのことに驚いたのだそうだ。松田美由紀にしかできない表現でどんどん突き進む、写真家としての今後のキャリアの展開や、新しい表現に注目だ。

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