「矢口真里はやっぱりすごかった」――こうしみじみと振り返るのは広告代理店関係者。というのも、矢口は不倫で芸能活動を休止するまで、企業が主催する商品発表会の常連だったのだ。
企業が商品を発表するにあたっては、より多くの記者に取材に来てもらいたいため、芸能人を呼ぶことが多い。その時に、矢口は「おいしいコメント」を常に言ってくれるのだ。ワイドショーやスポーツ新聞で大きく取り上げてもらうには、記者や現場ディレクターが「いただき!」と思うような面白いコメントをすることが重要である。
「芸能人を呼ぶ場合、主催者の気持ちを考えてくれ、より面白いことを言ってくれる巨頭といえばIKKOさんと矢口さんだったんです。矢口さんは自分の一つ一つの発言が記事になることを分かっていたから『これは私の考えとは違う』とかみたいな面倒くさいことを言わずに、こちらに合わせてくれた」
もはやネットではネタと化しているが、矢口は何かと様々なものに「ハマってる」「オタクレベル」と言うことで知られている。これこそがスポンサーにとっては最重要事項なのである。別に本当にファンでなくてもいいが、公の場でファンであることを公言さえしてくれればいいのだ。
最近、「節操なく商品を宣伝してくれる人」の適任者がいないと考えている前出広告代理店関係者は、誰よりも矢口復帰を待ち望んでいる。
「持ち帰り寿司の企画とかで冗談ながら矢口さんの名前は出るんですよね。人は失敗を犯すものじゃないですか。あの一度の失敗で矢口さんが干されるのはもったいないんですね。だって、稀代の使い勝手の良い逸材的なタレントだったんですよ...」
【参照リンク】
・矢口真里オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/mari-yaguchi/
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