本格的な冬の到来とともに、流行の兆しを見せるインフルエンザ。台湾、上海では新型が、札幌でもタミフルが効きにくいタイプが見つかるなど、今年も被害を拡大させそうだ。
<R-1乳酸菌>
冬の風邪やインフルエンザを防ぐ為の手段として、手洗いやうがいとともに重要になるのが、免疫力の維持と増進。人間の免疫機能は、ウイルスをはじめとする異物の侵入を察知した場合、ただちに攻撃 排除 殺滅するようにプログラムされている。つまり、進撃するウイルスが城壁を突破し、我が城に踏み込んできたとしても、ただやっつけてしまえばいい。そのように、うまくできているのだ。
ウイルスが体内に侵入した場合、免疫システムのなかでまず攻撃を担うのが、NK細胞ことナチュラルキラー細胞。誰からの命令を受けることなく、本能のままに殺傷を繰り返す、文字通り"生まれつきの殺し屋"集団だ。味方となる細胞には攻撃しない、大人としての分別も兼ね備えていたりもする。
ウイルスに弱い状態とはつまり、NK細胞のパフォーマンスが落ちている時。では、どうすればNK細胞のコンディションを整え、気持ちよく仕事をしてもらえるのだろうか。ここで重要なのが、日頃の生活習慣。適度な運動や十分な睡眠、日頃の栄養バランスなどが、免疫力の促進には欠かせない。ストレスの軽減や温かい風呂で体を温めるなどの心身のコンディショニングも、NK細胞の働きを活性化させる。しかし、ストレス社会に生きる私たちが理想的な生活習慣を続けることはなかなか難しい。
そこで、手軽に摂取できる免疫力を高める食品に注目したい。にんにく、しょうが、唐辛子などの体温を高める効果のある食材や、バナナやかぼちゃなどの果物や野菜、納豆やヨーグルトなどの発酵食品が、それにあたる。
中でも、ヨーグルトは、免疫力を上げるための最強食材と呼ばれている。特に「R-1乳酸菌」を使用したヨーグルトはインフルエンザの予防に役立つことが実証されており、自治体の増進活動の一つとして約2000人の小中学生がR-1乳酸菌を使用したヨーグルトを飲み続けた佐賀県有田町では、周囲の市町村と比べ、インフルエンザの感染率が約10分の1にまで激減したことが報告されている。
年も明け、勢いのままに仕事始めをしたい、この季節。気軽に手軽に飲めるヨーグルトで、冬の風邪・インフルエンザ地獄を乗り切れ!
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