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23歳以下、つまり「U-23」の各国代表が戦うオリンピックをはじめ、「U-20」や「U-17」など、サッカー界では様々な年齢制限に基づいた"アンダー選手権"が開催されている。そんななか、YouTubeで「U‐0.1選手権」というサッカー大会の動画が公開されている。





「0.1」というのは、言うまでもなく、年齢のことではない。もし年齢であったら、生後1カ月ほどの赤ちゃんたちがサッカーをプレーするという、いつかのエビアンのCMの世界になってしまう。ここで使われる「0.1」とは、視力のことだ。

この動画『サッカー U‐0.1選手権』は、2008年からJリーグの公式サプライヤーとしてコンタクトレンズを提供している「ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー」が制作したもので、視力が良くない状態でサッカーをプレーすると、どれだけ上手な選手でもまるで素人同然な動きになってしまうことをユーモアたっぷりに伝えた内容となっている。

動画は、「UEFAチャンピオンズリーグ」を思わせるようなCGを駆使したオープニングでスタートし、最初は大会に参加する選手たちのインタビュー映像が流れる。「裸眼でも全然問題ない」「プレーは体で覚えてる」「楽勝だね!」などと楽観的な言葉を語る選手たちとともに映されるのは、普段の彼らの華麗なプレー姿であり、素早いフェイントやドリブル、迫力あるヘディングなどは「お見事」の一言だ。

しかし、いざ裸眼でプレーしてみると......。鮮やかに空振りを連発するわ、スローインする際にラインをはみ出すわ、見当違いの場所からスライディングを繰り出すわで、もうめちゃくちゃ。PKやフリーキックですら、足をかするだけで、全くもって前へ蹴られない始末だ。

この顛末に、試合後のインタビューで選手たちは、「ごめんナメてたよ。裸眼じゃ全然無理だった」「こんなに難しいとは思わなかった」「こんな大会出るんじゃなかった」と試合前の意気込みとは全く違う弱気発言を連発。そして、動画は最後、「あなたの本来のパフォーマンスを発揮するために『よく見える』ことはとても大切です」というメッセージで締めくくられる。

面白シーンでスローモーションが駆使されていたり、登場する選手たちのインタビュー映像がパロディのような雰囲気になっていたりすることから、どこまでが本気なのか分からないこの動画。しかし、プレー自体は本気であることが伺え、「本気でミスる」という姿にクスっとしてしまうことは間違いないだろう。そしてやはり、スポーツパフォーマンスには視力が重要なようだ。

【参照リンク】
・サッカー U-0.1選手権
https://www.youtube.com/watch?v=hUXD08Us808

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