台湾が空前のパンダブームに沸いている。中国本土から2008年に贈られた雄の「団団」(トアントアン)と雌の「円円」(ユエンユエン)の間に昨年7月に生まれた子ども「円仔」(ユエンザイ)が、6日から公開されているのだ。親子が暮らす台北市立動物園にはこの日、2万人の客が殺到した。
台北市立動物園は創立100年を迎える"老舗"で、円仔の公開を機にイメージアップを図ろうと、相当気合いが入っている。
YouTubeの公式チャンネルでは円仔が生まれた後、その成長の様子をとらえた動画を続々と公開。そのタイトルが当初は「円仔に歯が生えた」と、わりと普通だったが、最近では「円円、子育ての道」、「超涙モノ! 円仔成長期」、「円仔、ニンジンと大格闘」といった風にドラマチックになってきた。動画にはBGMやテロップ、ナレーションが入ったものもあり、ちょっとしたドキュメンタリー番組のようだ。
動物園を所有する台北市は3月、フランス人の有名アーティストと組んでパンダのオブジェ1600体を展示する"パンダだらけ"イベントを企画。また台北市交通局とバス会社が協力し、市内に円仔のイラストが満載のバスを多数、走らせている。
「超涙モノ! 円仔成長期」の動画を見たネット民たちからは、「カワイすぎる!」「飼育員さんたち、スゴイねぇ。お疲れ様! ありがとう」「ヤバい、泣きそう」と、愛あるコメントが続々と寄せられた。
【参照リンク】
・http://newweb.zoo.gov.tw/
・http://tw.news.yahoo.com/panda-taipei/
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