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2013年、ネット上で最も大きな問題になったのは、バイト中や遊んでいる最中に看過できない悪ふざけをし、その様子を撮った写真をツイッターに投稿して炎上する若者が続発した問題だろう。"若者とツイッター"というテーマのネガティブな報道があらゆる場面で見られた年となったが、その反面、若者のあいだで非常に良い方向にツイッターが使われたといえるのが、「マカンコウサッポウ」ブームだろう。


これがどんなブームかといえば、高校生も含めた多くの若者たちが、マンガやアニメに登場する必殺技をしているように見える"トリック写真"を撮影し、それをツイッターにアップしたのである。このブームは、日本発で海外の若者にも派生することに。さらに、必殺技だけでなく、写真を撮る向きを工夫したトリック写真も続々登場。ロッカーを崖に見立てて危機的な状況を再現した写真や、普通に椅子に座っているように見えて実は横向きになっている写真などが人気を集めた。

若者たちが自身のセンスを競っているかのような状況となったこのトリック写真ブーム。2013年は、ツイッターでそんな素敵な現象も起きていたのである。

さて、ツイッターといえば、やはり多くの人が頭に思い浮かべるのは、有名人ユーザーだろう。有吉弘行・篠田麻里子・田村淳など、多くのフォロワーを抱える有名人のツイート内容は常に注目の的になっているが、今年そういった「世間の注目を集めた」という点でツイッター上のMVPといえる有名人は、男性ではダウンタウンの松本人志、女性ではきゃりーぱみゅぱみゅではないだろうか。

松本人志がツイッターを始めたというのは、それだけで大ニュースであった。バラエティ番組の企画でアカウントを作ったわけだが、企画終了後も継続。1週間に数回というかなり遅いペースでのツイート回数ではあるものの、現在でも不定期にツイートを投稿しており、高額所得者の納税について意見したり世の中へのちょっとした不満をつぶやいたりと、ツイッター上でも松本らしさを見せ話題になっている。

そして、きゃりーぱみゅぱみゅ。いまや紅白出場当たり前の人気歌手となったきゃりーだが、大物ぶることもなく、ツイッターでは素の自分の感情を隠すことなくさらけ出し続けている。そのことが多くのユーザーに好感を持たれているだけでなく、10月には自身が一般人から複数の場面で盗撮されていることに苦言を呈すツイートを投稿し、大いに話題となった。また、来日したケイティ・ペリーとの仲睦まじい写真を投稿し海外のユーザーから反応が寄せられるなど、きゃりーは世界にもリーチする日本人となっている。今後のさらなる飛躍も期待したいところだ。

このほか、炎上を独特の方法で楽しむドランクドラゴンの鈴木拓、どんなユーザーからの暴言にもポジティブな態度で応対するノンスタイル井上なども、2013年を通して最もツイッターで注目を集めた有名人といえるだろう。

松本人志という大物がツイッターに参戦した2013年。2014年は、どんな有名人がツイッターを始めるのか、楽しみにしたいところである。

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