運転中にメガネ型端末「Google Glass(グーグルグラス)」を着用していたとして、交通違反を取り締まるカリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)から10月に違反切符を切られた女性が、来年1月に予定されている法廷で無罪を主張する意向だと米のYahooニュースが報じている。
サンディエゴ在住のセシリア・アバディーさんは今年の10月、制限速度65mph(約105km/h)の高速道路を80mph(約129km/h)で走行していたためCHPに停車を命じられた。その際、スピード違反とともに「運転しながらビデオやテレビのスクリーンを見ていた」という違反切符も切られた。これに対しアバディーさんの弁護士は、アバディーさんのGoogle Glassは運転中作動しておらず、窓際に立った警官を見上げたときにスイッチが入ってしまっただけと主張している。(Google Glassは頭部を傾けるとスイッチが入る仕組み)
運転中のGoogle Glass着用による世界初の違反者とされるアバディーさんだが、カリフォルニア州では運転中にこうしたデバイスの使用をはっきりと禁止している法律はない。ちなみに、アメリカ国内ではウェストバージニア、デラウェア、ニュージャージーの3つの州、海外ではイギリスにおいて運転中のGoogle Glass着用を禁止する法案が提出されている。
Google Glassは、手を使わずにメール、ネット、通話、GPSナビなどの利用が可能。使用時は右目の視界のやや上に現れるスクリーンを見る必要がある。
果たして司法はどのような判断を下すのか。Autoblogでは引き続きフォローしていくので注目していてほしい。
By Damon Lowney
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
※この記事はAutoblogの記事「運転中のGoogle Glass着用で違反切符を切られた女性のその後」を転載したものです。
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