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千原ジュニアのどうでもいい話 「嘘をつき続けてきた初めて買ったレコードの話」

2013/12/11 12:00 投稿

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Filed under: 国内, 芸能, カルチャー,

「人は誰も1つはすべらない話を持っており、そしてそれは誰が何度聞いても面白いものである」がコンセプトのTV番組『人志松本のすべらない話』。来年には10周年を迎え、2014年1月11日(土)21:00からは『土曜プレミアム 人志松本のすべらない話 10周年記念大会』の放送が決まっています。


「話芸のスペシャリスト」として、これまでに3回MVP(MVS)を獲得した千原ジュニア。同番組ではお馴染みの話し手であるジュニアが、兄・せいじと『TV Bros.』で連載していたコラムを一冊にまとめました。そんな書籍『千原Bros』のなかで、「本当にどうでもいい話」を紹介しています。

TV番組での「初めて買ったレコードは何ですか?」という質問はお馴染みのもの。当然、ジュニアもこれに答えているのですが、どうやら毎回"嘘"をついているようなのです。千原の答えは「国生さゆりさんのバレンタイン・キッス」。本人のことは好きだと言いながらも、初めて買ったレコードは、バレンタイン・キッスではないとのこと。

では、なぜ、国生さんのレコードと答えるようになったのかというと、何かの番組でこの質問が飛んだ時に、共演者の中に国生さんがいたのではないかと、ジュニアは記憶しているそう。共演者の方が出したレコードと答えた方が盛り上がると思ったのでしょう。それ以来、ジュニアの初めて買ったレコードは、国生さゆりのバレンタイン・キッスと答えるようになりました。

ただ、この質問の度に、自責の念にかられるというジュニア。そんなジュニアが、「本当に初めて買ったレコード」について、同書で明かしています。

なぜ、嘘をついたのかというと、そのレコードがまったくテレビ的ではなかったから。そのレコードをあげたところで、テレビを観ている多くの人がポカンとなってしまうのです。

ジュニアが初めてレコードを買ったのは中学1年生の時。さほど音楽に興味のなかったジュニアは、周りの同級生が聞いていた、チェッカーズやキョンキョン、おニャン子クラブにたいして関心がありませんでした。

そこで、4つ年上のせいじに「音楽って他になんかないかな」「みんな聞いているアイドルとかテレビの人のやつじゃなくて、なんかもっと、こう無茶苦茶なやつ」と相談。そこで、せいじが教えたのが「パンク」というジャンル。せいじ自身もよくわかっていないパンクでしたが、二人で近所の貸しレコード屋へ。そこで人生で初めてのレコードを購入することとなるのです。

千原ジュニアが初めて買ったレコード、それは、日本のハードコアパンクバンド・THE STALINの『虫』......。

エッジ兄さん、尖りすぎ。確かに茶の間は「?」となるでしょう。そもそも『虫』ってなんですか......。

【書籍データ】
・『千原Bros』 千原兄弟著 三栄書房

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