仕事柄、ゾンビの化粧もするという芸人・鳥居みゆきですが、ある日、ゾンビの化粧を落として帰宅したところ、旦那から「なぜゾンビメイクを落とさない」と指摘されたことがあるようです。秋田出身で色白の鳥居ですが、血行もよくないため、ゾンビのように見えたというのです。
(c)TWD productions LLC Courtesy of AMC
ゾンビとは、感染した血を体内からしたたらせ、人を虐殺し、食い散らし、ただその数を増やすためだけに行動し、自らの栄養源である人間を絶滅へ追いやろうとするアレです。
人間とは全く違う行動をとるゾンビですが、こんなに広い世の中です。「最近、ゾンビに似てきたかな?」と、親近感を持ち始めた人もいるのではないでしょうか? (いないと思いますが)そんな人には、書籍『ゾンビの作法 もしもゾンビになったら』がおすすめです。同書は、「ゾンビのための、ゾンビとして生きていくための指南書」です。"ゾンビ一歩手前"を自負するあなたが人間なのか、それともゾンビなのかを確認するのに、よい指標となるでしょう。
同書には、ゾンビかどうかの自己診断リストが設けられています。これに当てはまれば、晴れてゾンビとして街での徘徊が許されます。それでは、早速、確認してみましょう。
■見てくれがひどい
■不眠症になっている
■動き回るのが大変になった
■他人との対話が困難
■皮膚が腐敗しはじめている
■感情という名の重荷をすべて捨て去った
■物忘れがひどい
■頭以外が撃たれてもまったく問題無い
■人間の脳に飢えている
■最近死んだ
「皮膚の腐敗」あたりから、ゾンビ度が増してきていますが、これらにほとんど当てはまる人はゾンビ確定。人間の生活は諦めて、ゾンビとしての運命を受け入れましょう。同書では、「人間の襲い方」「脳味噌の喰い方」「群れでのふるまい方」「仲間の増やし方」「ゾンビ自殺のやり方」など、ゾンビに必要なスキルが詳しく紹介されています。
本屋さんで同書を手に取ったからといって、ゾンビになってしまうわけではありませんのでご安心を......。
【書籍データ】
・『ゾンビの作法 もしもゾンビになったら』 ジョン・オースティン著 太田出版
photo:『ウォーキング・デッド』
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