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創造的破壊ラジオvol.2 海外でラジオは普段着のメディア、弱体化しない (橋本P)

2013/11/12 14:30 投稿

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Filed under: 国内, 暮らし・車, AOL限定, ファッション, カルチャー, 音楽, アフター5

今、話題のテレビゲームといえば「グランド・セフト・オートV(GTAV)」。
アメリカ西海岸を舞台に自由な世界を暴れ回るこのゲーム、注目なのは「ゲーム中のラジオの存在」である。とにかくキャラクターが車に乗るとラジオが自動的にかかる。しかも、そのキャラクターによって、つけてるラジオ局のチャンネルが違う。ギャングの黒人だとヒップホップチャンネル、ホワイトトラッシュのオジサンだとパンク専門チャンネル、といった感じで、キャラの演出にラジオが使われているのだ。

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ただ、それらは、わざとらしいモノではなくあくまで自然に表現されている。それもそのはず。アメリカ人は、何の違和感もなくラジオを普通に聴く人々。
今の日本人のヤング世代には実感がないかもしれないが、アメリカではラジオはマイナーメディアであるどころか、むしろ生活に溶け込みまくったメディアなのだ。街中を歩いていても、その存在の「普通さ」に驚く。
GTAV内でも、キャラ同士の会話で「さっきラジオの宣伝で言ってたんだけどよ...」という台詞がしれっと出て来る。

そうなのだ。ラジオはメディアとしては弱体化しない。世界的にみるといまだに強い。

NYの人気ラジオ局に取材に行ったときのこと。「今は日本のラジオが少し元気がなくて...」なんてことを経営者に相談したら「ハァ?」という顔をされて、「ラジオが元気ないことなんて今まであったか? なくなるとしたらテレビが出て来た瞬間に駆逐されてるはずだろう? でもなくなってないんだからYOU自信持ちなよ」と満面の笑みで語られたことがあった。

全くその通り。ラジオは普段着のメディア。カジュアルウエアとして生活に日々寄り添っていける。ただし、近所で一番オシャレな普段着の人であり続けよう。

そんなファストファッションみたいな姿勢のラジオマンがPの番組は...
TBSラジオ954kHz「残業支援系ランキングトークバラエティ ザ・トップ5」
火曜〜金曜 17:50〜20:00生放送

(橋本吉史)

【参照リンク】
・「ザ・トップ5」公式サイト
http://www.tbsradio.jp/top954/
・radiko.jp
http://radiko.jp/

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