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いよいよ11月1日から公開となった映画『スティーブ・ジョブズ』。今世紀最高の経営者と言われたアップル創業者・故スティーブ・ジョブズの知られざる素顔を描いた本作で、渾身の役作りと演技でジョブズを演じきったアシュトン・カッチャーにインタビューを敢行した!

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何よりそのそっくりすぎる激似ぶりについては公開のかなり前から話題になっていたが、まずはそのことについて聞いてみた。

「オファーが来る前に自分がジョブズに似ていると思ったことは一度もなかった」と笑いながら明かしたアシュトン。「ブルージーンズをはいて、黒のタートルネックを着て、ニューバランスの靴を履いて、坊主頭で、丸い眼鏡をかけた男性、それがスティーブで、『そうだな、僕みたいには見えないな』と思っていたよ(笑)。でも彼が亡くなって、オンラインに僕たち二人の写真が並んで出始めて、『オッケー、類似点はあるな』と思ったんだ」。

オファーには即答したのだろうか。

「とても怖かったけど、すぐにイエスと返事をした。このキャラクターを演じることに関して、それが何を意味し、このストーリーが何を意味するかについて、僕には考えがあったんだ。脚本を読んだ後、これを、他の人々をインスパイアするためにあるストーリーとして考えたんだよ。他の人々が、彼の人生から学ぶことが出来ると思った。それで、僕は持っていたすべての恐怖や不安を乗り越えないといけなかったんだけど、それには24時間くらいかかったよ」。

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役作りに許された3ヵ月の間に、ジョブズに関するすべてのものを消費し、さらに彼が消費したというものすべて消費したというアシュトンは、今回の壮絶な役作りについてこう明かす。

「ある人がどういう人間かというのは、その人の周囲にいる人々や、その人々との関係性を見ればわかるものだ。僕はとりあえずジョブズに関する出来うる限りの情報を詰め込み、それからそれをストーリーの構成に刻み込んでいったんだ。映画の中の人間関係や他のキャラクター、それらがジョブズにとってどういう意味があったかを理解するのは正直大変な仕事だったけど、ジョシュア(・マイケル・スターン監督)が常に的確なアドバイスをくれたおかげで成功することができたよ」。

かつてツイッターで最も早く100万人フォロワーを達成したアシュトン。セルフプロデュースのツイッターアプリを発表したり、ベンチャーへの投資を積極的に行ったりとIT業界にも積極的に関わっており、つい先日はLenovoのプロダクトエンジニアに就いたことが発表されたばかり。そんな彼に最近お気に入りのアプリをこっそり聞いてみた。

「『Next Door』ってアプリがあるんだけど、とても良いよ!ご近所間のSNSみたいなもので、例えば近所に危険なことが起きたり、隣の人から何かを借りる必要があった時、近所の人たちとコネクトすることができるんだ。ご近所さんって特殊な関係だよね。友達である必要はないし、必ずしも赤ちゃんの写真をシェアしたいわけでもない。でも近所づきあいをして良いこともある。このアプリはけっこう使ってるよ」。

いろんな質問に気さくに、、そして丁寧に答えてくれたアシュトンの渾身の演技、ぜひ劇場で見届けてほしい。

アップル・コンピュータの創業者スティーブ・ジョブズ。圧倒的な才能とカリスマを持ちながらも、一方ではワガママで傲慢、自分の考えを絶対に曲げず、必要ならば友人さえも追い落とす非情な男とも言われた。なぜそんな"嫌われ者"が、世界中の人々から熱く愛されるデバイスを創ることが出来たのか──?その疑問に答える、ジョブズ没後初の映画が『スティーブ・ジョブズ』だ。

『スティーブ・ジョブズ』はTOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー

【参照リンク】
・『スティーブ・ジョブズ』公式サイト
http://jobs.gaga.ne.jp/

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