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『ファンタスティック・フォー』シリーズのヒューマン・トーチ、『キャプテン・アメリカ』のタイトルロールと、ここ最近の新世代ヒーローと言えば真っ先に名前が浮かぶ若手俳優クリス・エヴァンスが、極端すぎる新境地を開拓!最新作で演じる役がヤバすぎるともっぱらの噂だ。

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新作『THE ICEMAN 氷の処刑人』(11月9日)で彼が演じる"ミスター・フリージー"は、今までのクリスキャラを180度覆す役どころ。マイケル・シャノン演じる主人公リチャード・ククリンスキーに殺人や死体を遺棄する方法を伝授するプロの"殺し屋"なのだ!(ちなみにこの映画、実話である。)

アイスクリームのワゴン車に乗り、昼間は公園で子ども相手に商売をし、殺しの依頼を請け負うとアイスを入れる冷凍庫に死体を隠す・・・という超二面性のあるユニーク(?)な殺し屋ミスター・フリージー。劇中エヴァンスは、そのイケメンぶりを長髪のかつら&髭&サングラスですべて封じ、後半、マフィアの報復を恐れ、バッサリと髪を切るまでこれがクリスと気づく人はほとんどいないかもしれないくらいのなりきりぶりを見せている。

アイスクリーム屋は隠れ蓑
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今回の役どころについて、クリス自身は次のように語っている。

「ミスター・フリージーを演じる上で一番難しかったのは、観客に嫌われすぎないようにすること。フリージーは残虐でろくでもない男だけど、同時にユニークで愛嬌のある存在にしようと心がけたんだ。残虐だけど、観ていて面白いという絶妙なバランスを目指したつもりだよ」。
マイケル・シャノンがストイックにククリンスキーという"殺し屋"を追求したように、エヴァンスもまた、残虐と愛嬌が同居する突き抜けたキャラクター造形に挑戦し、見事な新境地を披露している。

お見事!
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ちなみにこのフリージー役、当初ジェームズ・フランコが熱望していたのだが、スケジュールが合わないため急遽エヴァンスに白羽の矢が立ったのだそう。またどうしても本作に関わりたかったフランコには、二人の殺し屋=ククリンスキーとフリージーが出会うきっかけとなる、とても重要な役が用意されたという裏話も。そんな小ネタを踏まえたうえでこの作品を見てみるとまた楽しいかもしれない。

1960年代、米ニュージャージーで良き父、良き夫として幸せに暮らしていたリチャード・ククリンスキー。しかし彼にはこれまで100人以上を殺してきた"殺し屋"という裏の顔があった――。

衝撃の事件を映画化した『THE ICEMAN 氷の処刑人』は、11月9日(土)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!

【参照リンク】
・『THE ICEMAN 氷の処刑人』公式サイト
http://iceman-movie.net/

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