芸能界に"2世タレント"は数多く存在している。その多くが人気タレントとして活躍してきた親の名前を少なからず利用し、親と似たような路線の活動に取り組んでいるが、ダウンタウン浜田雅功の息子であるハマ・オカモトは、そのような世間一般的な2世タレント像とは一線を画しているといえるだろう。
ロックバンド「OKAMOTO'S」のメンバーで、現在22歳のハマ・オカモト。ベースを始めたのは中学1年の頃で、この経緯について浜田の妻でハマの母親であるタレントの小川菜摘は、過去に自身のブログで、「彼は、中学1年のお祝いでベースを買ってもらった日から、1日も欠かさずに、独学で練習をしてきました、、、今も家に居る時は練習を欠かしません」と述懐している。
このような真面目な姿勢により、ハマはベースを始めてからわずか9年で日本屈指のベーシストのひとりとなる。その証として、ハマは2013年6月、米国の老舗楽器メーカー・フェンダー社と日本人ベーシストとしては初となるエンドースメント契約を交わすこととなった。これを機に、ハマの活躍の場は広がっている。
今年8月に発売された山下智久による真心ブラザーズのカバーソング『SUMMER NUDE '13』には、OKAMOTO'Sとしてアレンジ・演奏で参加した。疾走感のあるベースで、夏のアンセムともいえる同曲に新しい息吹をもたらしたといえるだろう。
そして現在、ソロのベーシストとして"引っ張りだこ"となっており、人気アーティストの楽曲に次々に参加しているのだ。
まず、11月6日発売のアイドルグループ・ももいろクローバーZの新曲『GOUNN』だ。同曲では各楽器・パートに実力派ミュージシャンが集められているが、ハマの奏でるベース音は、その中でも特に曲全体に迫力を与える役割を果たしている。
そして、その1週間後に発売されるRIP SLYMEの新曲『SLY』にも、ハマはサポートベーシストとして参加している。ドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ系)の主題歌になっており、軽快なディスコチューンに仕上がっている同曲。ここでも、リスナーを飽きさせないハマのベース音は際立っている。
ダウンタウンがお笑い界の中でトップを走ってきたコンビであることは疑いようがないが、息子であるハマ・オカモトもまた、ベーシストとしてトップを走り始めているのだ。その要因には、一にも二にも誰もが認めざるを得ない"実力"がある。ただの「親の七光りの2世タレント」ではないと断言できるだろう。
【参照リンク】
・小川菜摘公式ブログ
http://tabasa7.laff.jp/blog/2013/01/post-8ea9.html
・ももいろクローバーZ「GOUNN」MV - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=XlbrTlhX_Ww
・RIP SLYME 20th シングル「SLY」 フジテレビ系列 水曜22時ドラマ「リーガルハイ」(主演:堺雅人) 主題歌 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=JoAmZ41Z-f4
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