10月29日放送の、「有吉弘行のダレトク!?」(関西テレビ・フジテレビ系)で、"カモシカ美脚"が「すらっと長い脚」は間違いであることが紹介された。
カモシカは、偶蹄目ウシ科に属する、牛の仲間。番組で、実際に「ニホンカモシカ」を見に行くと、多くの人の"想像"に反して、そこにいたのはずんぐりむっくりした動物。脚は直径20センチもあり、体の割に細いとは言い難い。
では、どうして「スラリとした美しい脚」を「カモシカのような脚」というようになったのか?
実は、私たちが"カモシカ"と聞いて想像しているのは「インパラ」という動物。そして、中国ではインパラのことを「羚羊」とかく。これが日本に伝えられたときに、カモシカのことだという"勘違い"が生まれたのではないかというのだ。
しかし番組では、女性雑誌やネットで、「カモシカ美脚」という言葉が反乱していることを指摘。そのなかで、大手エステサロン・スリムビューティハウスの石坂社長に取材した。
すると石坂社長は「えっ?」とびっくり。どうやら実際の「カモシカ」の脚のことを知らなかったようなのだ。「カモシカ美脚」というイメージが"スラリとした脚"として日本中に定着してるため、今さら「インパラ美脚」とは言えないとしたものの、自身の勘違いを「認識しました」と認め、謝罪した。
Twitter上では、
「カモシカ美脚はデマということをたった今知った。
インパラらしいです、インパラ美脚...なんか変な感じ」
「インパラ美脚わろた」
という声が。また、
「カモシカ美脚でイメージ定着し、語が運用されてるからいいんじゃない」
という意見もあった。
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