(画像:漫画『ホットロード』ギャラリーより)
「じぇじぇじぇ!」でおなじみ、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公・アキを演じた能年玲奈(20)。あまりにも大ヒットだったため、次回作が注目されていたが、このほど決定。来年夏に公開予定の映画『ホットロード』で、不良少女の道を歩む役を演じるという。
『ホットロード』は、1986年~1987年、別冊マーガレットに連載され、全4巻で700万部発行された、紡木たくによる人気漫画。家庭での不安を抱える14歳の少女・宮市和希(能年)と、暴走族の不良少年・春山との切ない純愛を描いており、10代の揺れる心を描いた作品として当時の中高生を中心に一世を風靡した。
オキシドールで髪を脱色したり、春山が「タクティス」(実際の商品名はタクティクス)というコロンを愛用するなど、実際に若者の間で流行っていたことを漫画内に取り入れたのも、読者から共感を読んだ。また、茶髪で前髪の長い「和希ヘア」を真似したり、和希が春山の名前を腕に彫るシーンに憧れて真似をした人も続出するなど、社会現象にもなったという。
原作では、和希が万引きで歩道されたり、髪を脱色したり、家出をして不良グループに入るシーンなどもあり、「あまちゃん」の素直で天真爛漫なキャラクターとは真逆となっている。能年=あまちゃんのイメージがあるネットユーザーからは、能年の新キャラクターに
「あきちゃんイメージ180度変わるのか。 ちょっとみたい。」
「能年ちゃんの不思議な雰囲気と合ってるのかもね」
と楽しみにする声があがる一方で、
「全然イメージ違うんだけど...せめて影がある女優にして欲しかった...」
「能年ちゃんはあまちゃんでコメディエンヌなイメージ付いちゃったから余計にホットロードは試練だろうねー。」
「しばらくはあのイメージでいけばいいのに 」」
など、「新しい能年を見たい」といった声がある反面「不良のイメージは嫌だ」と、賛否両論のようだ。また、ここで注目されているのが、相手役・春山のキャスティング。一世を風靡した漫画だけあって、春山に憧れた読者も多かった分、
「そうね、気になるのはハルヤマね」
「相手役が誰になるかで期待度は、変わるな」
「で、春山は?春山が重要な訳ですよ」
「春山役誰なんだよーーー!!!みたいみたいみたいーーー!!!」
と期待は高まるばかりだ。春山にふさわしい俳優には
「松坂桃李とかそのへんじゃね」
「ハルヤマはだれがやるんだろ。私の中のイメージでは三浦春馬くん」
「野村周平とか合いそうなんだけどなぁ」
「昨日の夜からホットロード実写化で持ちきり 春山役は市原隼人さんか福士蒼汰さん」
「相手や出演者が二宮だのジャニーズじゃなくて、桐島悪の教典あたりに出てたような演技上手い若手だといいけど」
など、現在注目の若手俳優の名前が挙がっている。
伝説的人気漫画の実写化、国民的ドラマの主人公を務めた能年が主役、と話題のつきない映画『ホットロード』。能年が不良少女をどう演じるのかも気になるが、カギは春山役の俳優といえるかもしれない。
【参照リンク】
・ホットロード(集英社)
http://annex.s-manga.net/hotroad/
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