女に勝ちたい男性に時々出会う。相手が女だから、負けたくないらしい。でも、そういう男性は気付いていないんですよね。そんな自分が、女子からどう評価されているのか。今日は、モテない『競う男』についてお届けします。
■ 女に勝って得はなし
営業成績、ゴルフのスコア、学歴、給料など、女に負けたくないという男性。男はいつでも、女には勝っていなくちゃいけないと思い込んでいるようにも見えます。でも、女に勝って、何かいいことがあるのでしょうか。女子に勝つことが、そもそもかっこいいことではない。「俺の方ができる」をアピールしても、「だから何?」とか「うわー、自慢?」と競ってくる男性に対して、女子からの評価は低い。競う男子には近づきたくない女子もいます。競ったって、いいことは少ないのです。切磋琢磨しているなら話は別ですが。
■「女性を認められる男」は高評価
頑張って上げた営業成績や苦労して掴んだ仕事。男女関係なく、認めて欲しいものですよね。例えば、同僚の女子から「営業目標、やっと達成できた!」という報告に「俺も今、これくらい頑張ってるんだよ」と、女子の話を奪って、自分も頑張ってるんだと競う。女子は、競って欲しくて、達成の報告をしたわけではないですよね。そこで「やったな。最近頑張ってたもんな」と返せば「あ、わかってくれてるんだ。この人、やっぱり素敵男子」と高評価になるのに「俺も頑張ってる」と競えば、一気に気持ちは引いていきます。「無意味に競うなんて、小さな人」とすら思ってしまう。競うその姿、余裕が無く見えてしまうんです。競うより、認める、褒める。そうすることで、よりよい関係が築けます。
女子と競って、いいことはありません。競う男性を、冷ややかな目で見ているのが女子です。負けたくないと競う男性より、お互いを高めていく方法を考えて実行できる男性に、女性は惹かれるのです。
(Okada Aika)
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