10月6日、卵巣の境界悪性腫瘍と直腸への転移により卵巣と子宮の全摘出手術、そして6回の抗がん剤治療を受けていた女優でタレントの麻美ゆまが、YouTubeにコメント動画をアップし、約半年間にわたる治療を終えたことを報告した。
麻美ゆま公式サイトより
麻美は動画の中で、治療中に何度もくじけそうになったり不安に押しつぶされそうになったりしたことを吐露しながら、家族や友人、仕事で出会った人々、そしてファンに支えられたことを感謝。「このまま何もなく5年間過ごすことができたら、完治という形になります」としたうえで、医師や体調と相談しながら、少しずつ"第2の麻美ゆま"としていろいろな活動に挑戦していきたい胸中を語っている。
麻美は自身の完治の可能性について、「私の腫瘍自体、良性と悪性の中間のようなもので、比較的予後も良好と言われていることもあるので、何事もなく過ごせると思っています」と説明。自らの完治を信じているようだ。
2分半の動画の最後、「最後まで動画をご覧いただき、どうもありがとうございました」と感謝を述べたうえで満面の笑顔で手を振る姿からは、辛い状況に置かれながらも前向きに明るく生きようとしている麻美の人柄が現れている。
そんな麻美に、ネット上では応援の声が多数届いている。動画は投稿から2日で約85万回再生されており、閲覧したユーザーの中には麻美のツイッターアカウントに向けて直接メッセージを送る人が少なくない。
「動画見ました。麻美ゆまさん本当に元気な姿を見れて本当に良かったです。今はゆっくり休んで体調を整えて自分の体と相談しながらお仕事に復帰して下さい。ゆまちんの元気な姿をまたテレビで見られる日を楽しみに待ってますね」
「よかった！ 本当に頑張りましたね。ゆまちんスマイルが見れて、こちらも幸せになりました。これからも応援してます！」
このような声が多数届けられている。そして、麻美の姿は、自らや家族が癌や重い病気にかかったことがある、もしくは現在かかっている人たちの心も動かしたようだ。麻美のアカウントには、
「本当によかったです！自分の事のように嬉しい！ 俺も今14クールめの抗がん剤治療中だけどもう少しで手術が出来そうです ゆまさんの頑張りを見て、自分もがんばれます！」
「完治すると良いですね。自分は来週から抗がん剤治療はじまります。治った人の元気な姿は勇気がもらえます」
「抗がん剤治療、お疲れ様でした。自分の母も数年前、乳がんを患い手術後に抗がん剤治療しましたが完治し元気です。高齢の母が完治したんだから、若いゆまちんなら絶対大丈夫」
「治療お疲れ様でした。大変でしたね。妻も抗がん剤治療しているため、いっそう大変さがわかります。きっと大丈夫ですよ。これからの活動も応援していますからね。みんながついてるよ」
「僕も白血病で今抗がん剤治療中です。歳も近かったのもあり、勝手に親近感が湧き、メッセージを送らせて頂きました！僕も病気になり気付いた事がたくさんあります。色々大変だけど共にがんばりましょう！！」
「その前向きな気持ちを持っているなら大丈夫だよ。僕も腎臓ガンで一度は余命半年と宣告されたけど、全摘出手術を受けて10年以上経った今、こうして生きてます。機能は完全に失ちゃって人工透析になったけど...。ゆまちゃんにも生きてる嬉しさや喜びを感じ取って欲しい」
など、自身や家族の治療の経験をもとに励ましの言葉を送る人の声や、自分が病気と闘うための勇気をもらっている人の声が多く届けられている。
麻美ゆまから
セクシー女優としての活動、アイドルグループ・恵比寿マスカッツのメンバーとしての活動で、これまで多くの人にその笑顔とハツラツさで元気を与えてきた麻美。"第2の麻美ゆま"として人生を楽しんでもらいながら、病気を乗り越えて欲しいと願うばかりだ。
【参照リンク】
・麻美ゆま公式サイト
http://yumaasami.jp/
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