空前のペットブームと言っても過言ではない昨今。今犬を飼っている人の8割が「自分は良い飼い主」と思っているようだが、犬目線的にはこれが大いに疑問かもしれないという調査結果が出ている。
総合ペットフードメーカー「ペットライン」が行ったこの調査。飼っている犬への愛情度や、エサにかける月額費などのアンケートを実施したのだが、これが意外な結果に。
まず月にかけるエサ代だが、最も多かったのが「2000円未満」、つまり1日50円～60円！ 2位は「2000円～3999円」、3位は「4000円～5999円」で、計9割の人が6,000円未満＝「1日200円」という結果となった。併せて飼い主の1日のランチ代を聞いてみたところ、4割の人が「400円未満」。犬も自分も節約しているようだ。ちなみに0.3％とわずかだが、ひと月の食事代が5万円以上というセレブ犬もいる模様。
続いて自分のことを「良い飼い主」だと思っている人は全体の8割に。犬との娯楽は81.4％が「散歩」、続いて「おもちゃで遊ぶ」（45.0％）、「おやつ」（41.2％）と続き、アウトドアやスポーツは10％未満。しかし一方で「愛犬と一緒にしたいこと」という質問では、1位は「散歩」だったものの、2位＆3位は「旅行」「レジャー施設で遊ぶ」で実際にやっていることとはちょっと違う。犬と一緒に旅先や施設で遊びたいものの、犬にとってスポーツや遠出はそれほど娯楽ではないかもしれない・・・と考えている人が多いのだろうか。犬の気持ちを考えている"良い飼い主"のつもりでも、実際は手探りで飼っていることが伺える。
さて、「良い飼い主」だと思う理由には、「健康管理・体型管理に気を使っているから」といった声もみられたが、「気にならない」「ありのままが一番」と特に気を使っていない人も。"犬も家族同様"と言うからには、自分の健康と同じように気にしたいもの。実は犬にも世界的に統一された体型基準「ボディコンディションスコア（BCS）」という指標がある。体重だけでなく、肉付きや骨格の見た目と触れた感覚で段階分けされ、肥満気味や痩せ気味の度合いの指標として世界で広く活用されている。自分の飼い犬は太り気味と思っている人は国内で3割にのぼるが、実際このBCSでみてみると、日本で飼われている犬の半分が標準体型、27％が痩せ、21％が肥満で、むしろ痩せている犬の方が多いのだ。
自分の犬の体型を今すぐ知りたい！という方は、ペットラインのサイトで愛犬の体型チェックができる。しかも今だと、愛犬を理想的な体型へ導くドッグフード「メディコート＜ボディコンディション＞」があたるプレゼントキャンペーンも実施中だ。この「メディコート」はBCSの段階別に必要とされる栄養状態を独自研究＆設計したもので、犬の体型別に4種類そろっている。プレゼントキャンペーンではもちろん自分の愛犬の体型に合ったタイプのフードがもらえるのでご安心。
最後に「もし自分が犬だったら飼われたい有名人は？」という質問の答えを見てみよう。
1位 関根勤
2位 山口達也
3位 イチロー
4位 安田美沙子
5位 壇蜜
1位の関根は実際に愛犬家であることの他、「面倒見がいい」「遊んでくれそう」「楽しませてくれそう」と絶大な期待の声が。2位の山口は「長い散歩も真面目に付き合ってくれそう」、3位イチローは「自己管理できているから犬にもしてくれそう」とこちらも期待大。4位の安田、5位の壇に関しては「色っぽい」と、飼い主条件にあまり関係ないんじゃと思われつつも、いろいろ夢膨らむ熱い声が聞かれる結果となった。
【参照リンク】
・ペットライン
http://bcs-check.jp/
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