実際に起きた恐るべき事件を白石和彌監督が映画化。山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキーという最高のキャストが揃ったことも話題の映画『凶悪』（9月21日公開）。その中でも、映画を観た三池崇監督に「絶対こんなヤツだなと思うほどリアル！」と言わしめた怪演をみせているのが、テクノユニット「電気グルーヴ」のピエール瀧だ。
(C)2013「凶悪」製作委員会
ピエールといえば最近では、あの国民的朝ドラ「あまちゃん」で、ヒロイン・天野アキが入り浸る寿司屋の大将でお茶の間にその名を知らしめたばかり。強面＆ガタイの割にはこれまで良い人キャラを演じることが多かった瀧だが、今回はそのイメージを打ち砕く"ヤクザで死刑囚"という役柄。山田孝之演じるジャーナリストに「自分は誰にも話していない3つの殺人に関わった。そのすべての首謀者は、今も娑婆でのうのうと生きている」と告白したことから事件が明るみに出るというキーパーソンである。
白石監督は瀧のこれまでのイメージを打ち砕くようなキャスティングをという思いでこの須藤役をオファーしたそう。瀧は一度は「須藤という人物と同じ気持ちになることはできない」と断ったそうだが、監督の熱い心意気を感じ、出演を決めたと後に明かしている。
今回解禁された凄味のある瀧の写真からもその気合いと迫力が伝わってくる。今後も俳優としての活躍ぶりに期待大！まずは『凶悪』での滝の怪演ぶりを堪能しよう。
すべては、ある死刑囚の告白から始まった－。「自分は死刑判決を受けた事件の他に、誰にも話していない3つの殺人に関わっています。そのすべての首謀者は、自分が"先生"と呼んでいた男です。そいつが娑婆でのうのうと生きているのが許せない。この話を記事にしてもらい、先生を追いつめたい」。獄中からの告白。"先生"と呼ばれた男。死の?金術師。史上最悪の凶悪事件、その真相とはー。
『凶悪』は9月21日（土）新宿ピカデリーほか全国ロードショー
【参照リンク】
・『凶悪』公式サイト
http://www.kyouaku.com/
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