復讐のために犯罪組織に潜りこんだ殺し屋と、自分の未来を奪った人物への復讐を誓う女-。本家『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(10)のニールス・アルデン・オプレヴ監督最新作にしてハリウッドデビュー作となる本作『デッドマン・ダウン』がいよいよ10月26日より公開となる。年を重ね大人の色気に深みが増したコリン・ファレル主演、ヒロインには『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で世界的ブレイクを果たしたノオミ・ラパスというのも見逃せないが、重要なサブキャラを務めるある人物がひそかに話題となっている。
こちらがその人。
その人物とはテレンス・ハワード!本作で、コリン・ファレル演じるヴィクターが潜入する犯罪組織のボス=アルフォンスを演じているのだが、テレンスといえば、『ブレイブ ワン』(07)ではジョディ・フォスター演じるヒロインが巻き込まれた事件の真相に迫る真摯な刑事を、『アイアンマン』(08)ではアイアンマンことトニー・スタークの良き理解者ローディを、そして10月5日公開の『ランナウェイ/逃亡者』では信義と勇気のFBIエージェントを・・と何かと信頼の置ける男を演じることが多かったはず。
イメチェンを図った?
そんな彼が本作ではワルの中のワルを演じ、新境地を開拓しているのだ!テレンス本人も本作の出演の理由について「長い間善良な男たちばかり演じてきたから」と良い人続きにちょっと飽きたぜ発言。「時々ダークサイドに踏み込んで、別の環境にいる自分を見てみる必要があるんだよ」と語る。髪をきっちりセットして、高そうなスーツを着込めばアラ不思議!どこから見ても"悪い男"に!
もちろん見た目だけではない。「僕が演じているキャラクターは、異なる環境ではあるが、僕自身の心をいくぶん反映している。僕はいつもそこから仕事を始めるんだ。脚本にない多くのものは演じている俳優の中にあるんだよ」と、役作りの方もしっかり。
銃を構えるテレンスさん
子分を従えるテレンスさん
アドレナリン全開のテレンスさん
ちなみに本作にはもうひとり、カンヌ国際映画祭やヴェネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞してきたフランスの実力派大女優イザベエル・ユペールも、これまでにない超庶民派&おせっかいおばさん役で出演しているというから気になる。本筋のサスペンス、主役の二人の展開に負けないくらい、脇を固める演技派陣も楽しんでほしい。
隠された謎、純粋な狂気、男と女が復讐に決着をつけるための夜、明らかになる意外な事実とは-。
珠玉のサスペンスアクション『デッドマン・ダウン』は10月26日(土)新宿ミラノほか全国ロードショー
【参照リンク】
・『デッドマン・ダウン』公式サイト
http://deadmandown.jp/
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