8月3日から4日にかけて放送された『FNS27時間テレビ 女子力全開2013乙女の笑顔が明日をつくる!!』(フジテレビ系列)の視聴率が9.8%と10%にも満たず、過去最低だったことが話題を呼んでいる。
2ちゃんねるなどネット上では、
「女子力()」
「女子力www」
「女子力(笑)なんかを全面に押し出すからだよ。
みんながんばってるのに、女子だけがんばってるみたいな空気出しててしらけた」
と、テーマが「女子力」だったことを揶揄するかのような書き込みも目立つ。「女子力」がテーマということは視聴者を女子に絞ったとも言うことができるが、このことが男性の興味をそいだとも考えられるからだ。
というのも、女性は男性をメインターゲットにした雑誌や情報誌、映画などを抵抗なく読んだり観たりするが、男性は、女性向けのものにはなかなか取っつきにくいもの。そして「女子力」という表現を使うのは、決まって女性だ。男性にしてみれば、「女子っていう年齢かよ」「女性っぽくないヤツが女子力高めたいとか言いがち」などとツッコミどころ満載の表現。たとえAKBを出演させようが、テーマが「女子力」となった瞬間に、"引いた"男性も多かったことだろう。
「女子力」はもとより、女芸人たちの「芸人力」を問う声や、また、
「結局バラエティ番組を寄せ集めてるだけだしな」
「せっかく27時間やるんだからもっと有意義にやってもらいたいよな
フジの番組つなげただけの27時間番組とか意味ないんだよね」
と、"27時間"の構成に無理があったことを指摘する声も多い。
「自分たちが楽しんでるだけで
見てる方は全然面白くない典型的なパターン
もうやめればいいのに」
「内輪だけで受けてるような番組を視聴者が見たいわけないだろ」
「芸人さんがプライベートでどうしたこうしたとか
さんまの好きな女がどうたらこうたらとかを見て
どういう反応したらいいのかわからなくなってきた」
「だいたい相手が誰だろうと足で誰かの頭が蹴られてる映像でゲラゲラ笑えないんだよ」
という声には、"テレビ離れ"というよりも、もはや、視聴者が何を面白いと思うのか考えない"内輪ウケ"――"テレビの視聴者離れ"という状態が透けてみえる。
さらには、
「昔なら24hテレビやるって言ったら夜中でも賑やかな感じがしてワクテカしながら見たりしたけど 今PCあるからなw 」
「テレビって10年位前は、何の目的もなく起きて部屋にいる時は常に電源入れてた。
今じゃ、目的の番組を見る時だけ電源入れてる。
27時間テレビっていう企画自体が無理がある」
と、インターネットなど、他の娯楽が普及している今の時代にそぐわないという声も多数。
「こんなの放送してたことすら知らなかったわ」という声からは、そもそも「何故27時間放送するのか」という存在意義を考えさせられる。とはいえ、結局見るのも見ないのも、視聴者の「自由」である。
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