毎度、販促キャンペーンに力を入れることで知られる自動車業界。特に欧米の企業は商売っ気いっさいナシで芸術性の高いCMを製作するなど方針も一貫しているが、ここで伊フィアット社を筆頭に米フォードなどが製作した、ボディペイントを施した人々による"人間クルマ"パフォーマンス動画を紹介しよう。
まずは、"フィアット500アバルト"の広告。（主に）女体をキャンパスに絵を描くボディペインティングの権威、クレイグ・トレイシー氏を中心とするチームが手がけた"人間フィアット"は、キャンバスとなる女性たちも体の柔らかいアスリートや曲芸師だという。
その芸術性の高さに驚きつつ、まるで車体がほどけていくかのような楽しさもあるこのパフォーマンスは、12人のモデルと5日間を費やしたようだ。やってることは地味だが、なぜかカッコよく見えてくるから不思議だ。
フォード（Ford Motor Company of Canada）による企業CM"Human Car"もかなり強烈。華麗な動きで複数の車種に"擬態"する様子は思わず快感を覚えるほど見事である。
CM全編
他にも、南オーストラリア州の交通事故委員会によって製作された"事故車"アートや、モーターサイクルショーで披露された"人間バイク"など、クルマ系ボディーアートは世界中で大人気のようだ。
【参照リンク】
・Too Sexy? Fiat and Others Use Flesh to Sell Wheels
http://www.bloomberg.com/video/too-sexy-nude-models-the-new-push-to-sell-cars-t4y7dRxpRqK7psmJ_GDUAQ.html
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