「パパともっと遊びたい!」「おうちでパーティしたい」「家族でギョウザを作りたい」口々に主張の声を上げながら、青と黄色のTシャツを着た子どもたちが東京のビジネス街を練り歩く。そんな一風変わったウォーキングイベントが、スウェーデン発の家具店イケアの主催で行われました。
『イケア子どもマーチ~パパとママに想いを届けよう~』と題されたこのイベントは、「子どもの声に耳を澄まそう」をテーマに、子どもたちが日頃言いたくても言えない気持ちや想いを大人たちに届けるために開催されたもの。子どもが思い思いのメッセージを書いたTシャツを着用し、都内を練り歩きます。コースは参加者の年齢や体力に合わせ、3km、5km、10kmの3種類を用意。いずれも内幸町や新橋といった、スーツ姿の大人でごった返すビジネス街を抜けて、ゴールの東京タワーを目指します。
カメラを向けると笑顔で手を振ってくれた2人の女の子。まだまだ余裕がありそうです。
8月の蒸し暑い日とあって、へばった様子を見せる親もいましたが、子どもたちはやっぱり元気。涼しい顔でグングン歩きながら、無邪気に「東京タワー着いたら、階段で上まで登ろうよ!」と提案して親を困惑させる場面も見られました。また、途中で小さな子どもが眠ってしまい、抱っこしながらゴールまで歩き抜いたたくましいお母さんの姿も。
東京タワーが見えてきました。ゴールは目前!
ゴール会場となった東京タワーでは、19時よりライトアップセレモニーを開催。参加者の中から選ばれた3人の子どもと、イケア・ジャパンのマーケティングマネージャーのサリ・ホロパイネンさんが用意されたスイッチを押すと、タワーがIKEAカラーに点灯! 集まった参加者から大きな歓声が上がりました。
ライトアップセレモニーには、ウォーキング中に一番大きな声を出していた、元気いっぱいの3人が選ばれました。ちなみに、後ろに見えるヘラジカとキツネはイケアのキャラクター。名前はそれぞれ、「ヘラジカくん」と「キツネくんん」だとか......。
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