別れの痛みをいやすには、忙しくすることが有効だったりする。(自分から離婚を申請したとはいえ)トム・クルーズとの離婚を選んだケイティ・ホームズもまた、この秋にブロードウェーの舞台に立つことで仕事に復帰するようだ。
そこで<Huffington Post>では、離婚後、仕事に没頭したセレブを集めてみた。
サンドラ・ブロック
2010年にジェシー・ジェームズと離婚したサンドラは、当時女優として復帰するかどうかについては明言を避けていた。彼女は後日行なわれたインタビューで、「当時は別れたことに打ちひしがれていた」と認めている。
「仕事がしたいのか、したくないのかも判断できない状態だった。心の準備ができていなかったの。でも復帰のチャンスの方が自分の考えよりも、自分の中で大きな存在になったわ」。その復帰のチャンスが、アカデミー賞にもノミネートされた映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』だったのは周知の通りだ。
ニコール・キッドマン
2001年にトム・クルーズと離婚したニコールは、その後まもなくして主演を務めた『めぐりあう時間たち』の撮影に入った。ニコールはトムとの離婚後、流産を経験していたこともあり、自殺を遂げたヴァージニアの役はタイミングが良かったと告白している。
「ヴァージニアの役はタイミングが良かった。当時の私は何に対してもオープンな、生身の自分だったから。勝手に役が自分の方へ向かってくるときがあるけれど、まさにそれだった。当時はこの役ができてラッキーだったわ」。ニコールはこの作品で、アカデミー主演女優賞を獲得した。
アーノルド・シュワルツェネッガー
アーノルド・シュワルツェネッガーは家政婦との間に隠し子がいることが発覚した後、目立った活動はしていなかった。しかし2011年7月、妻マリア・シュライヴァーが離婚を申請してから1週間後、シュワルツェネッガーは俳優への復帰を発表。復帰後初の主演作となるのは『ザ・ラスト・スタンド/The Last Stand』で、麻薬王と対峙する保安官を演じるという。2003年の『ターミネーター3』以来となる彼の主演作は、来年1月に全米公開予定。
ちなみに10月20日からは、盟友シルヴェスター・スタローンと共演したアクション・シリーズ第2弾『エクスペンダブルズ2』が日本でも公開される。
マライア・キャリー
現在はニック・キャノンの妻で、双子の母でもあるマライア・キャリーだが、1993年から98年まではレコード会社社長のトミー・モトーラと結婚していた。マライアは離婚後に7枚目のアルバム『Rainbow』を発表。本人はこのアルバムを「過去の生活で得た、さまざまな感情が詰まっている作品」と表現している。
ジャック・ホワイト
ジャック・ホワイトはイギリス人モデル、カレン・エルソンと2011年6月に離婚したが、その後半年をかけて、各メディアから大きな賞賛を得たソロアルバム『Blunderbuss』用の楽曲を制作した。
離婚と破局はこのアルバムに大きな影を落としているが、本人は深読みし過ぎないようにと発言している。ジャックは先日のインタビューで、「僕が作るレコードは、僕の身の周りに起こったことが題材になっている。でもそれは去年の出来事だけではなくて、過去10年に渡るという意味さ。つまり離婚についての曲だと思える曲も、僕と姉との関係だったりする。女性についての曲だって、12人の女性について書かれているかもしれないね」とコメントしている。
<離婚後、ブロードウェーに挑戦するケイティ・ホームズ>
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