今年も開催されるアメリカ最大の野外フェスティバル、コーチェラで、ザ・スミスの再結成ライブを行うという話があったのだが、元バンドのメンバーであるモリッシーがそれを否定した。
1980年代にカルト的な人気を誇った英バンド、ザ・スミス。実はコーチェラのオーガナイザーはこれまでに2度も高額なギャラとともにバンド再結成ステージのオファーをして断られている。おまけにイベント関係者たちは以前、徹底した菜食主義者(厳格なベジタリアン)であるモリッシーのために、イベント会場では肉を禁止にするという条件まで提示したそうなのだが、それでもモリッシーと、バンドメンバーであり彼のソングライティングのパートナーであったジョニー・マーは、頑なにバンド再結成を拒否しているようだ。バンドのスポークスマンは、「今年のコーチェラでザ・スミスがヘッドライナーを務めるという提案がありましたが、モリッシーはこれを正式に断りました」という声明を発表。
それにしても、諦めずに何度もオファーを続けるイベントオーガナイザーの熱意は素晴らしい。バンドのファンの中にも「今年こそは」と淡い期待を抱いた者もいただろう。いつの日かチャンスは訪れるのだろうか...。
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