元祖・球界のご意見番である野球解説者の張本勲氏と、統一球問題への鋭い洞察で"新ご意見番"としての株を爆上げしたメジャーリーガーのダルビッシュ有投手が、酷暑に負けないほどのアツい舌戦を繰り広げている。
事の発端は、6月23日に放送された『サンデーモーニング』(TBS)の看板コーナー「週刊御意見番」。ここで張本氏はブルージェイズの川崎宗則選手について、「(打率)2割2分くらいだったら野球選手じゃないよ」とバッサリ。
これにキレたのが、ムネリンと仲良しのダルビッシュ。得意のツイッターで「いや(ムネリンは)かなりチームに必要とされてますよ!」と反論し、さらに「てかあのコーナーは何のためにあるのかな?」と、大先輩の代名詞でもある名物コーナーの存在価値を問うという大胆な反撃に。
これを受けて張本氏は『週刊文春』の取材に対し、「男なら日本に帰ってきて私の目の前で言いなさいよ。暗闇から石を投げるようなことをしてはいけません」と"喝"。ダルvsハリーの対決はヒートアップの一途をたどっている。
この場外乱闘に、野球ファンからは「張本もツイッターすればええやん」「ダルとレスバトルするとこ見てみたい」「暗闇でもなく、むしろオープンな発信ツール」「botに喝いれそう」と、ツッコミやツイッター上で直接対決を望む声が。確かに、今や江夏豊や谷沢健一、江本孟紀(ともに65歳)など、還暦を過ぎた往年の名選手たちも使いこなしているツイッター。しかし、73歳のハリーさんにとってはいまだ得体の知れない"暗闇"。いくら日本球界きっての"安打製造機"と呼ばれた男といえども、さすがに暗闇ではダルの放つ豪速球に太刀打ちはできないかも...。
そんな2人のバトルを知ってか知らずか、当の川崎は7月10日のインディアンス戦で、9回2死満塁から勝ち越しの2点適時打。21打席ぶりの安打がチームに白星をもたらす値千金のタイムリーとなった。そして奇しくも同日、ダルビッシュは右肩筋肉の張りのため故障者リスト入り。2年連続で選出されたオールスター戦(7月16日)でも登板はしないことに。
川崎の活躍を受け、今週の『サンデーモーニング』で張本氏がどう評価するかも気になるところだが、ダルに対しては「暗闇で石なんか投げてるから、肩をやられるんですよ」なんて、テレビからドヤ顔で石を投げつけるハリーさんの姿が今から目に浮かぶようだ...。
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